Y’sテーブルC<2798> カジュアルレストランの新規出店と高級レストランの収益回復で成長トレンドへ回帰

2015/11/02

高級レストランとカジュアルレストランを直営と FC で運営
カジュアルレストランの新規出店と高級レストランの収益回復で成長トレンドへ回帰

業種:小売業
アナリスト:馬目  俊一郎

◆ カジュアルレストランの新規出店を軸に成長トレンドへ回帰
・ワイズテーブルコーポレーション(以下、同社)は、国内で高級レストランとカジュアルレストランを直営と FC 方式で運営するほか、中国や台湾、韓国でも直営や合弁、FC 方式で外食事業を展開している。
・中期的な事業戦略は、カジュアルレストランの新規出店と新業態展開で売上成長を目論む。

◆ 16 年 2 月期第 2 四半期累計決算は 64.7%営業増益
・16/2 期第 2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が前年同期比5.2%増の 7,390 百万円、営業利益は同 64.7%増の 103 百万円であった。利益は計画未達となるも、前年同期比では好調なカジュアルレストラングループが業績を牽引した。

◆ 同社の通期利益予想は期初計画を下方修正
・同社は上期の状況から期初の会社計画を見直し、16/2 期は売上高14,615 百万円→14,848 百万円(前期比 3.8%増)、営業利益 271 百万円→200 百万円(同 21.9%増)に修正した。
・売上面ではカジュアルレストラングループの好調持続を見込み増額修正する一方、利益面では XEX グループの回復力が鈍く減額修正した。

◆ 証券リサーチセンターも利益予想を修正
・証券リサーチセンターは、上期の状況から売上高予想は据え置くものの利益予想を見直し、16/2期は売上高が前期比2.5%増の14,660 百万円、営業利益 240 百万円→220 百万円(前期比 34.1%増)を見込む。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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