Macbee Planet<7095> 両事業の需要の拡大を見込み、23年4月期以降の成長継続を予想

2022/08/12

データを活用した分析サービスを提供する成果報酬型マーケティング支援会社
両事業の需要の拡大を見込み、23年4月期以降の成長継続を予想

業種: サービス業
アナリスト: 大間知 淳

◆ 成果報酬型のマーケティング支援会社
・Macbee Planet(マクビープラネット、以下、同社)は、データを活用した分析サービスを提供するマーケティング支援会社である。
・マーケティング活動の戦略立案や運用支援を行う「アナリティクスコンサルティング事業」と、Web接客ツール「Robee(ロビー)」等を通じて、新規ユーザーの獲得や、既存ユーザーの解約防止を支援する「マーケティングテクノロジー事業」を展開している。多くのクライアントと成果報酬型料金で契約している点に特徴がある。

◆ 22年4月期決算は48%増収、58%営業増益
・22/4期決算は、前期比47.5%増収、57.5%営業増益であった。証券特需を中心としたアナリティクスコンサルティング事業の好調や、Robeeの急拡大により、21年9月に修正した通期計画を上回る大幅増益となった。

◆ 23年4月期の会社計画は18%増収、29%営業増益
・23/4期決算について同社は、既存事業の成長とアルファの通期での貢献等により、17.8%増収、29.3%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、22/4期実績を踏まえて、アナリティクスコンサルティング事業とマーケティングテクノロジー事業(特にRobee)の23/4期予想を見直し、売上高を14,736百万円→16,840百万円、営業利益を1,357百万円→1,644百万円に上方修正した。前期比では16.7%増収、32.8%営業増益と予想した。

◆ 両事業の需要の拡大を見込み、24年4月期以降も成長継続を予想
・当センターでは、両事業の想定を引上げ、24/4期の予想も増額した。両事業の需要の拡大を見込み、24/4期は10.0%増収、12.4%営業増益、25/4期は8.5%増収、6.0%営業増益と成長が継続すると予想した。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。