アルトナー(2163)の決算は輸送用機器、情報・通信向け技術サービス提供が大幅に伸び、増収増益を達成

2017/04/21



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説明会開催日:2017年3月23日
代表取締役社長 関口相三氏

◎決算概要
・売上高は前期比8.2%増の51.5億円、営業利益は28.1%増の5.5億円
・業種別では、電気機器は前年増減率4.5%減、輸送用機器は15.6%増、精密機器は9.1%増、情報・通信は大きく伸びて36.9%増
・分野別では、機械設計開発は前年増減率7.0%増、電気・電子設計開発は2.4%減、ソフトウェア開発は32.7%増

 

◎新中期経営計画
・セグメント戦略の推進
・技術者派遣(専門人材サービス)事業から、請負・受託(技術サービス)事業へのウェイトシフト
・「働き方改革」に順応した環境整備・・・「時短」「同一労働同一賃金」「ダイバーシティ」への対応等々
・少子高齢化に順応した事業モデル構築・・・「外国人労働者受入」「中高年齢者活用」「女性活躍社会」の為の体制整備等々
・多様化する顧客ニーズへの対応

 

◎中期経営計画の推進体制
・顧客企業と技術者ニーズをマッチングさせ、中期経営計画を推進するため、4事業部門を設置
・ハイパーアルトナー事業部門 ー 成果報酬型のエキスパートによるハイエンド業務対応
・エンジニア事業部門 ー 地域限定希望者によるハイエンド~ローエンド業務対応
・エンジニアエージェンシー事業部門 ー メーカーへの人材紹介、キャリア採用、新卒採用業務対応
・ヒューマンリソース事業部門 ー 教育業務対応

 

◎業績予想
・売上高は前期比8.1%増の55.6億円、営業利益は12.8%増の6.2億円を予想
・17年に引き続き18年1月期も、利益単価の向上が営業利益率の目標超過に大きく寄与する見込み
・技術者数の回復が現時点の18年1月期の見込みでは、中期経営計画の目標800人規模に未達。この要因が売上高に大きく影響
・新卒(2017年10月入社者)・キャリア採用の上積み、離職者の抑制等を結集し、800人規模に1人でも近づけていく努力を継続

 

◎配当金
・17年1月期の期末配当は1株当たり25円(前回予想から5円増配)を予定し、中間配当20円と合わせた年間配当金は45円を予定
・18年1月期の年間配当金は、1株当たり26円(中間配当13円、期末配当13円)を予定。(株式分割前換算52円で実質7円の増配。)

 


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