VOYAGE GROUP(3688)の通期決算はアドプラットフォーム事業が順調に成長し、売上高は過去最高を更新

2016/10/31



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説明会開催日:2016年10月26日
代表取締役社長 兼 CEO 宇佐美 進典氏

◎決算ハイライト
・売上は前年比17.5%増の208.4億円、営業利益は23.1%減の17.2億円
・アドプラットフォーム事業が順調に成長し、連結売上高は前年比で17.5%増。過去最高を更新
・期首の「中長期での成長のためにM&A含めて積極的に投資を行っていく」という方針に基づき、ゴールドスポットメディア社の連結子会社化、データセンターへの設備投資など、約11.4億円を投資
・成長領域であるアドプラットフォーム事業への人材シフトを進め、事業系人材の55%超に
・売上高・営業利益については、7/22開示の修正業績予想を上回った
・経常利益・当期純利益は、持分法適用関連会社の資本政策に伴う評価減等により予想を下回った

 

◎セグメント別業績概要
▽アドプラットフォーム事業
・サプライサイド売上高は「fluct」において媒体社の開拓を積極的に進め、過去最高を更新
・デマンドサイド売上高も引き続き「Zucks」が牽引し、過去最高を更新
・10月3日に動画アドプラットフォーム事業を運営するCMerTV社の株式を取得し、連結子会社化
▽ポイントメディア事業
・売上は前年同四半期比でほぼ変わらないものの、販管費の増加により営業利益は大きく減益
・ポイントメディアののべ会員数は835万人に
▽インキュベーション事業
・EC事業において積極的にプロモーションを行った結果、四半期営業利益は前年比では減益に
・HR領域は、自社での採用ノウハウを活かして、IT企業向けに主にエンジニア職の新卒採用支援を行い、取引社数は300社以上に
・EC領域は、昨年より販売開始したバランシングウォータージェル「ViTAKT」の販売が好調。広告宣伝費を積極的に投下
・FinTech領域は、自社サービスの事業開発と関連領域への投資が順調に進む

 

◎今後の各事業の基本方針
▽アドプラットフォーム事業
・サプライサイドは、売上総利益率は今後も若干の低下が見込まれるものの、当面はシェア拡大を重視し、売上総利益額の拡大を目指していく
・デマンドサイドは、先行投資フェーズ。新サービスや新機能の開発を強化していく
▽ポイントメディア事業
・スマホシフト。PC領域においては新規投資を抑え、スマホ領域については先行投資を行い、新サービスや新機能の開発を強化していく
▽インキュベーション事業
・第3の柱となる事業を作るべく先行投資を強化していく。ネット領域における事業開発のノウハウを活用し、非IT企業とのアライアンスを強化していく

 

◎2017年9月期連結業績予想
・中長期的な利益成長に向けて2017年9月期は自社内での事業拡大、事業開発を重視していく
・売上は前年比10.4%増の230億円、営業利益は30.3%減の12億円を予想

 

 


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