日本プライムリアルティ投資法人(8955)の第29期決算は内部成長が順調に進捗し、既存物件の賃料等収入増加が増配に寄与

2016/08/25



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説明会開催日:2016年8月18日
代表取締役社長 大久保 聡氏

◎決算ハイライトと業績予想
・営業収益は142億円(前期比1.4億円増)、当期純利益は58.9億円(1.4億円増)
・1口当たり分配金(DPU)は、2016年6月期実績は前期比168円増の6,756円
・分配金期初予想比126円増加の要因は、賃料等収入の増加に加え、水道光熱収支の改善等が寄与
・2016年12月期(第30期)予想:1口当たり分配金7,000円(当期実績比+244円・+3.6%)
・2016年6月期に続き、既存物件賃料等収入は大幅増収予想
・2017年6月期(第31期)予想:賃貸事業利益等 -24百万円(次期予想比)
・2016年12月期の解約違約金等の剥落が影響する見込み
・賃料等収入の増収基調は継続しており、更なる賃料増額とコスト・コントロールにより増配を目指す

 

◎内部成長戦略
・フリーレントとダウンタイムの縮小による賃料稼働率の上昇
・増額改定の継続と入替増額の増加
・賃料引上げを図る目標賃料の運用と平均賃料の継続的上昇
・実質レントギャップの減少に伴う、今後の賃料増額の継続

 

◎外部成長戦略
・分配金の安定成長を前提に含み損物件を売却し、入れ替え実現により成長力の向上を目指す

 

◎財務戦略
・借入期間の長期分散化と金利コスト低減の両立

 

◎中期目標
・内部成長の継続と外部成長による成長力向上で中期目標1口当たり分配金7,500円を目指す
・ポートフォリオ利回りの引上げによる、1口当たり分配金の成長と安定性の向上
・ポートフォリオ戦略は着実に進捗するも、外部環境の変化による影響を注視
・重点施策は、「賃料増額継続」、「物件入替え」、「安定性重視のデット調達」

 

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