味の素(2802)の中間決算は国内外食品好調で大幅増収増益、通期利益予想を上方修正

2015/11/19


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説明会開催日:2015年11月9日
取締役 常務執行役員 大野 弘道氏
取締役社長最高経営責任者 西井 孝明氏


 

◎決算概要
・売上は前年同期比26%増の5898億円、営業利益も68%増の480億円と大幅増収増益
・2003年四半期開示開始後、営業利益は最高利益を達成

 

◎セグメント別情報
▽日本食品
・主に家庭用のスープ、業務用の機能型食品等の伸長により、全体で増収
・業務用は主要カテゴリーが拡大するも、家庭用のお弁当向け製品群の販売苦戦により全体で前年並み
・AGF社の新規連結影響により、大幅増収
・冷凍食品の円安に伴う輸入コスト増あるも、AGF社の新規連結や業務用を中心とした調味料・加工食品の増益等により全体で増益
▽海外食品
・換算為替影響や「味の素®」、風味調味料の数量増等により、全体で増収
・味の素ウィンザー者の新規連結および換算為替の影響等により大幅増収
・加工用うま味調味料、甘味料ともに貿易為替影響大きく、全体で増収
・調味料・加工食品の換算為替や単価上昇、販売数量増、加工用うま味調味料の貿易為替影響等により増益

 

◎通期業績予想
・売上高は期首予想変更なし
・営業利益は860億円に上方修正(海外食品で上方修正。一方、日本食品、医薬事業で下方修正。)
・各段階利益の増加に伴い、過去最高の純利益を見込む

 

◎成長モメンタムの加速化について
・独自の素材・技術によるスペシャリティ事業領域拡(日本食品/調味料・加工食品、冷凍食品)
・味の素ゼネラルフーヅ社(AGF社)とのシナジー創出の加速(日本食品/コーヒー類)
・海外コア展開国“Five Stars” を起点とした飛躍的成長で、日本に次ぐ国・エリアの柱をつくる(海外食品/調味料・加工食品)
・味の素ウィンザー社の冷凍食品事業の取り組みでシナジー創出を加速(海外食品/冷凍食品)
・バイオ・ファイン技術を活用したヘルスケア事業の強化(ヘルスケア/アミノ酸、医薬/その他)

 


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