アイスタイル(3660):吉松徹郎社長 初の売上70億円超えも、当初計画には未達。主力のメディア事業で顧客社数は伸びるも、ネット環境の変化等により国内の収益が伸び悩み想定内の海外赤字をカバーしきれず、減収。中期計画達成に向け、課題と解決策を詳細に説明。

2014/08/06
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説明会開催日:2014年7月30日
スピーカー:代表取締役社長 吉松 徹郎 氏


アイスタイルが7月30日に発表した2014年6月期の業績は、戦略転換を図ったその他事業を除き、主力のメディア事業を含む3事業ともに売上は前期を上回り、同社初の70億円超となる前期比11.4%増の71億円を達成。営業利益は、中期計画達成に向け、積極的な投資を行う計画で当初から減収を見込んでおり、前期比35.9%減の4.7億円となった。吉松社長は、ネット環境の変化など同社にとって厳しい期となった認識を示し、これまで明らかにしてこなかった中期計画の事業別内訳数字を明らかにし、具体的な見通しと現在抱えている課題と解決策を詳細に語った。特に骨子となるユーザー向けサービスの抜本的強化策として、吉松社長自らサービス開発を管掌、グループを横断したサービス開発体制に改善し、2016年6月期売上100億円、営業利益15億円を目指すことをあらためて誓った。

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