AOI Pro.(9607):藤原次彦社長、譲原常務:リーマンショック後のV字回復著しく、好調な前期を上回り売上は131億円を達成。主業のTVCMの堅調に加え、注力するインターネット広告が大きく伸び、通期業績の上振れ可能性にも言及した。

2013/12/24
説明会開催日:2013年12月6日
スピーカー:代表取締役社長 藤原 次彦 氏、 常務取締役 譲原 理 氏

AOI Pro.が12月6日に発表した2014年3月期中間決算は、リーマンショック後景気悪化の影響により売上大幅減少して以来V字回復を遂げており、売上は好調に推移した前期を3.7%上回る131億円を達成。事業規模拡大に伴う人員増や新たな取り組みに伴う先行的費用の支出増があり、経常利益は前期比93.7%の7.2億円となった。業種別売上については、携帯ゲーム関連のCMの増加が前期から目立っており売上に貢献。通期予想は据え置いたものの、業績好調に加え、期初からの原価管理の徹底により営業利益達成の見込みと売上の上振れの可能性にも言及した。藤原社長は、広告業界の売上とはリンクせず、マーケットシェアを拡大している源泉として就任以来注力してきたインターネット広告を中心としたデジタル部門拡大が自社の強みの要因として詳細に語った。また配当政策についても、前期の記念配当23円と同額の配当を今期も予定していることも明らかにした。

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