シキボウ(3109)の中間決算は、売上は繊維市況回復・航空機用途の需要回復・リネンサプライ事業の回復により増収、営業利益はエネルギーや原材料、物流価格の高騰、急激な円安により苦戦
2023/01/16
説明会開催日:2022年12月28日
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
◎決算概要
・売上は前年同期比8.0%増の185.0億円、営業利益は11.9%減の5.8億円
・売上高は、繊維セグメントの市況回復、航空機用途の需要回復、リネンサプライ事業の回復により、増収
・営業利益は、エネルギーや 原材料、物流価格などの高騰、急激な円安により苦戦
▽繊維セグメント(売上は前期比8.8%増の95.2億円、営業損失は3.6億円)
<原糸販売>
・国内産地向けやベトナム糸の販売は堅調に推移したが、原材料高や、エネルギー価格上昇により利益が圧迫
<輸出衣料>
・中東市場の回復や円安基調により、好調を維持
<ユニフォーム>
・ユニフォーム生地販売は順調な受注により増収も、利益面ではエネルギーや原材料価格高騰により厳しい状況
・ニット製品販売ではスポーツ分野の売上順調も円安および製造コストアップが影響し、苦戦
<生活資材>
・中国の都市封鎖による生産停滞の影響と円安により苦戦
・リネン資材分野は病院リネンの荷動き鈍化とコストアップにより低調に推移
・メディカル分野では、量販店向けマスクが引き続き堅調に推移
▽産業材セグメント(売上は前期比7.0%増の62.9億円、営業利益は4.3%減の2.9億円)
<産業資材部門>
ドライヤーカンバス:
・国内製紙会社での洋紙生産に回復が見られず減収
フィルタークロス:
・官公需の受注を中心に堅調に推移
・空気清浄機器分野では、輸出大型案件の納品により増収
<機能材料部門>
化成品:
・化学品分野の中国向け需要が増加
・食品分野の増粘多糖類等が堅調に推移した結果、増収
複合材料:
・電力分野等の複合材料部材が低調に推移
・航空機用途の需要は回復基調が続き、増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比7.2%増の29.8億円、営業利益は11.9%増の10億円)
不動産賃貸:
・堅調に推移
リネンサプライ:
・コロナ禍からの回復に伴ってホテルの稼働率が向上し、増収
物流:
・中国の都市封鎖の影響により、苦戦
・売上は前年同期比8.0%増の185.0億円、営業利益は11.9%減の5.8億円
・売上高は、繊維セグメントの市況回復、航空機用途の需要回復、リネンサプライ事業の回復により、増収
・営業利益は、エネルギーや 原材料、物流価格などの高騰、急激な円安により苦戦
▽繊維セグメント(売上は前期比8.8%増の95.2億円、営業損失は3.6億円)
<原糸販売>
・国内産地向けやベトナム糸の販売は堅調に推移したが、原材料高や、エネルギー価格上昇により利益が圧迫
<輸出衣料>
・中東市場の回復や円安基調により、好調を維持
<ユニフォーム>
・ユニフォーム生地販売は順調な受注により増収も、利益面ではエネルギーや原材料価格高騰により厳しい状況
・ニット製品販売ではスポーツ分野の売上順調も円安および製造コストアップが影響し、苦戦
<生活資材>
・中国の都市封鎖による生産停滞の影響と円安により苦戦
・リネン資材分野は病院リネンの荷動き鈍化とコストアップにより低調に推移
・メディカル分野では、量販店向けマスクが引き続き堅調に推移
▽産業材セグメント(売上は前期比7.0%増の62.9億円、営業利益は4.3%減の2.9億円)
<産業資材部門>
ドライヤーカンバス:
・国内製紙会社での洋紙生産に回復が見られず減収
フィルタークロス:
・官公需の受注を中心に堅調に推移
・空気清浄機器分野では、輸出大型案件の納品により増収
<機能材料部門>
化成品:
・化学品分野の中国向け需要が増加
・食品分野の増粘多糖類等が堅調に推移した結果、増収
複合材料:
・電力分野等の複合材料部材が低調に推移
・航空機用途の需要は回復基調が続き、増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比7.2%増の29.8億円、営業利益は11.9%増の10億円)
不動産賃貸:
・堅調に推移
リネンサプライ:
・コロナ禍からの回復に伴ってホテルの稼働率が向上し、増収
物流:
・中国の都市封鎖の影響により、苦戦
◎2023年3月期業績予想および配当予想
・子会社である株式会社マーメイドスポーツの全株式を譲渡
・投資有価証券の一部を売却
・売上は380億円、営業利益は14億円を予想
・1株当たり配当金は50円を予想
・子会社である株式会社マーメイドスポーツの全株式を譲渡
・投資有価証券の一部を売却
・売上は380億円、営業利益は14億円を予想
・1株当たり配当金は50円を予想
◎新中期経営計画 「ACTION22-24」
▽基本方針
<経営基盤の強化>
・新たな市場展開に向けた設備投資
・化成品事業における食品分野の新工場を予定
・シキボウリネン(株)は今夏に岩出第一工場の増築に着工
・大阪・関西万博に向けて、リネンサプライ設備を増強
・新たなビジスモデルを創出のためファッションブランド「アンリアレイジ」との業務提携、資本参加
・ユニチカトレーディング株式会社との連携・協業
・グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・鈴鹿工場:新仕上げ加工機設置完了
・資本効率を重視した既存事業の稼ぐ力の向上と事業ポートフォリオの見直しにより、株式会社マーメイドスポーツの全株式を譲渡
・財務基盤の強化により投資有価証券の一部を売却、遊休施設などの売却
<サステナビリティ経営への取組み>
・環境省が推進する「プラスチックスマート」に参画している生分解性ポリエステル「ビオグランデ」と燃焼時のCO2の発生を削減する「オフコナノ」
・回収した古着や裁断くずを再び糸に → アップサイクルシステム 彩生
・女性の心と体の課題を解決するテクノロジー → フェムテックの取組み
・カーボンニュートラル社会実現に寄与する設備投資 → 長野事業所自家消費型太陽光発電設備12月に稼働
・やりがいや働きがいのある職場・制度作りへ
・従業員エンゲージメントの向上に向け、「エンゲージメント・サーベイ」を実施
▽基本方針
<経営基盤の強化>
・新たな市場展開に向けた設備投資
・化成品事業における食品分野の新工場を予定
・シキボウリネン(株)は今夏に岩出第一工場の増築に着工
・大阪・関西万博に向けて、リネンサプライ設備を増強
・新たなビジスモデルを創出のためファッションブランド「アンリアレイジ」との業務提携、資本参加
・ユニチカトレーディング株式会社との連携・協業
・グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・鈴鹿工場:新仕上げ加工機設置完了
・資本効率を重視した既存事業の稼ぐ力の向上と事業ポートフォリオの見直しにより、株式会社マーメイドスポーツの全株式を譲渡
・財務基盤の強化により投資有価証券の一部を売却、遊休施設などの売却
<サステナビリティ経営への取組み>
・環境省が推進する「プラスチックスマート」に参画している生分解性ポリエステル「ビオグランデ」と燃焼時のCO2の発生を削減する「オフコナノ」
・回収した古着や裁断くずを再び糸に → アップサイクルシステム 彩生
・女性の心と体の課題を解決するテクノロジー → フェムテックの取組み
・カーボンニュートラル社会実現に寄与する設備投資 → 長野事業所自家消費型太陽光発電設備12月に稼働
・やりがいや働きがいのある職場・制度作りへ
・従業員エンゲージメントの向上に向け、「エンゲージメント・サーベイ」を実施
株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.
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