高島屋(8233)の中間決算は、国内百貨店の好調に加え、タカシマヤ ベトナムの寄与等により増収増益

2017/10/16



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説明会開催日:2017年10月10日
代表取締役社長 木本 茂氏

◎連結業績のポイント
▽連結業績
・営業収益は前年同期比2.2%増の4,530億円、営業利益は0.8%増の139億円
・営業収益は国内百貨店の好調に加え、タカシマヤ ベトナムの寄与等により増収、計画も超過
・営業利益・経常利益・純利益は増収を主因に増益・計画達成
▽国内百貨店業績
・営業収益は好調なインバウンド需要と底堅い国内消費に支えられ増収および計画超過
・営業利益・経常利益・純利益は、増収により増益・計画達成
▽主要子会社業績(国内)
・東神開発は、新宿店の賃貸スキーム変更に伴う名目上の増収要因はあるものの、改装工事に伴うテナント収入減等により増収減益
・髙島屋クレジットは、カード更新コスト等が増加し増収減益
・髙島屋スペースクリエイツは、前年の大口案件の反動影響が大きく減収減益
▽主要子会社業績(海外)
・シンガポール事業は、為替影響に加え現地経済減速により減収減益
・上海高島屋は、営業施策の奏功により増収を維持
・タカシマヤ ベトナムは、ほぼ計画どおりに推移

 

◎髙島屋グループ成長戦略と進捗
▽2021年度目標
・連結営業利益500億円 ROE7%超、ROA4.6%
・「まちづくり戦略」のもと、百貨店・国内グループ・海外事業を拡充
・「グループ変革プロジェクト」により、経営効率を抜本的見直し
▽国内百貨店業
・「まちづくり戦略」「グループ変革プロジェクト」のもと地域ごとの次世代商業施設づくりを具現化
・インバウンド需要は、計画通り取り込み
・新カード発行により、堅調な富裕層市場深耕
・高率の衣料雑貨商材を中心に、編集売場開発+販売力強化
・コト商材含む低率商材は、アライアンス・専門店導入検討
・商品利益率改善の取組みが奏功し、基調の低下を相殺
▽海外事業
・シンガポールを核にアジアへ事業を拡大
・2016年7月 ベトナム・ホーチミン市にオープン。開業後の業績は計画通りに推移、早期黒字化へ
・本年3月に同エリア内のA&Bタワーの一部所有権取得。今後も同市において更なる「まちづくり戦略」を推進
・2018年秋、バンコクにサイアム髙島屋開業

 

◎2018年2月期計画
・営業収益は前年比3.0%増の9,510億円、営業利益は5.9%増の360億円を予想
・国内百貨店の増収とタカシマヤ ベトナムなど新規事業の寄与、およびマンション販売等により大幅増収計画・上方修正
・増収に加え販売管理費の効率化により、営業利益・経常利益・純利益は増益計画・上方修正

 


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