今週の注目レポート (6月29日)

2012/06/29

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

日本ゼオン (4205)
世界の自動車生産台数やタイヤ生産見込みは概ね堅調に推移すると予想されることに加え、13/3期は高機能材料の液晶向け斜め延伸位相差フィルム(液晶ディスプレイの光学補償用に用いられる材料)が回復する確度が高い。足元の原燃料の下落傾向は懸念材料ではあるものの、予想ROE12%台に対する、12年3月末実績PBR1.0倍台の株価水準は割安感があると考える。
ROE 12.19%、PBR 1.05倍、来期予想PER 6.3倍、来期予想EPS成長率22%
〔6月26日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 2+→ 2+〕

横浜ゴム (5101)
12/12期上期会社計画は1Q(1-3月)決算公表時に早くも上方修正となり、中期経営計画フェーズIIIの初年度は3年後の営業利益目標600億円達成に向け好スタートを切った、今期利益は過去最高水準更新の見込みに足下で変わりはない、などがポジティブ。12/12期TIW予想 ROE15.30%に対し12年3月末実績はPBR1.04倍に止まるなど指標面にも割安感が強く株価には上昇余地あるとの見方を継続。
ROE 15.30%、PBR 1.04倍、来期予想PER 5.8倍、来期予想EPS成長率16%
〔6月28日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

ショーワ (7274)
13/3期は震災やタイ洪水で多大な影響を受けたホンダの四輪生産が大きく上向く。会社13/3期のV字回復、増配予想などもポジティブ。加えて、進行中のアジア生産体制再編は中期的には収益の外部流出減少に繋がるとみられ、ホンダ(7267)系部品メーカーの中でも高いEPS 成長が期待できることから、底堅い株価展開を見込む。
ROE 7.74%、PBR 0.77倍、来期予想PER 7.2倍、来期予想EPS成長率31%
〔6月29日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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