今週の注目レポート (6月22日)

2012/06/22

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

ワークマン (7564)
5月の前年同月比売上高はチェーン全店+5.8%(4月は+11.6%)、既存店+4.1%(同+9.8%)と大きく鈍化した。この理由は、前年5月は雨天が多く、雨合羽や長靴の特需の反動のため。今年の夏の気温が大きく上がらない場合でも、季節商材のウエイトが低いため堅調に増収基調を確保できるだろう。外部環境は悪化しておらずキャッシュが安定的に積みあがる構造にあるため、依然中長期の投資家には魅力が高いと考える。
ROE 14.08%、PBR 1.35倍、来期予想PER 8.0倍、来期予想EPS成長率7%
〔6月18日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→ 1〕

トーカイ (9729)
高齢化に伴い安定した成長が期待される医療関連・健康生活サービス、調剤薬局、衛生・環境サービスなどを主要業務とする同社に注目したい。高齢化は今後30年程度進み、この領域は市場拡大が続くと予想されるからである。一部の分野は既に成熟期を迎えているが介護用品レンタル、調剤薬局などは未だ成長の余地は大きいと考えられる。株価は東証1部へ上場(11年3月)したばかりなので知名度が低く、割安感がある。TIWは中長期的にボラティリティの小さい上昇トレンドを予想する。
ROE 10.62%、PBR 0.89倍、来期予想PER 7.1倍、来期予想EPS成長率7%
〔6月18日、担当:森田 青平、Analyst Impression – → 2+〕

フコク (5185)
13/3期は前期から2桁営業増益、営業利益率6%台へ回復の会社計画、加えて、アジア地域での日系、韓国主要取引先向け需要増と相次いで立ち上がる新工場の生産性向上などにより中期的に増益基調が見込めよう。13/3期TIW予想ROE9.13%に対し12年3月末実績 PBR0.58倍の株価水準は評価不足と考える。
ROE 9.13%、PBR 0.58倍、来期予想PER 5.1倍、来期予想EPS成長率14%
〔6月19日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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