今週の注目レポート (6月15日)

2012/06/15

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

カシオ計算機 (6952)
現在の株価は13/3期TIW予想PERで11倍台の水準。今期業績に下ぶれ懸念は少なく、株価の上昇余地があるとTIWでは考えている。
新規事業の収益への本格貢献は時間を要するとみるが、コンシューマの回復に加えて、今後はシステムの改善も利益の押上げ要因になると期待される。TIWではDSCの今期黒字化予想には未達リスクが残るものの、多少DSCが下振れでも他の製品でカバーできるとし、利益面で保守的な計画と考えている。
ROE 7.08%、PBR 0.86倍、来期予想PER 9.5倍、来期予想EPS成長率23%
〔6月12日、担当:服部 隆生、Analyst Impression 2→ 2+〕

トピー工業 (7231)
3期連続増益、増配予定の13/3期会社計画はポジティブ。加えて、今般の中期計画は(1)電炉として車両部門を持つ収益基盤の強さ、(2)建機向け足回り部品の競争力、(3)総合ホイールメーカーとして自動車用から鉱山向け超大型まで手掛ける、など同社固有の強みの強化による中期的成長への期待を一段と高めた。13/3期TIW予想 ROE6.90%に対し12年3月末実績PBR0.62倍の株価は評価不足と考える。
ROE 6.90%、PBR 0.62倍、来期予想PER 7.3倍、来期予想EPS成長率17%
〔6月13日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2→ 2+〕

藤森工業 (7917)
業績の底支えにもなるライフサイエンスは、洗剤や化粧品などの詰替え用容器の拡大が追い風、情報電子は設備投資完了により、向こう数年は液晶パネルの伸長に沿って拡大できるだろう。配当を12/3期 1株当たり28円→13/3期同40円としたことは、(1)中期的な設備投資は完了した、(2)業績への自信の表れ、だろう。予想ROE12%台、12年3月末実績PBR0.7倍の株価は評価不足と考える。
ROE 12.09%、PBR 0.74倍、来期予想PER 5.5倍、来期予想EPS成長率0%
〔6月14日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression – → 1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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