今週の注目レポート (6月8日)

2012/06/08

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684)
同社は11/3期を底に業績が回復して来た。13/3期の営業利益がドラクエの新作発売予定の割に低いのは、オンライン対応にしたことによる販売本数減の為。8月2日発売予定の通常版パッケージ価格は6,980 円であるが、月額利用料金は1,000円のストックビジネス。本格的な利益寄与は来期以降。大型のオンラインゲームが3タイトル揃ったので、次のドラクエは通常のパッケージソフトに戻るだろう。株価はこの所の下落で割高感は薄れてきた。
ROE 6.38%、PBR 1.01倍、来期予想PER 13.9倍、来期予想EPS成長率10%
〔6月4日、担当:岡 敬、Analyst Impression 2→ 2+〕

アインファーマシーズ (9627)
同社は(1)病院門前あるいは医療モールへの店舗新設、店舗買収(M&A)による数量効果、(2)利鞘が大きいジェネリック医薬品(特許切れの後発品)の処方推進、(3)薬剤師の確保、(4)調剤オートメ化などによる効率化、(5)物販事業(ドラッグストア)の改善により同業では優位に立つと考える。よって、TIWでは株価は09年春東証上場以来右肩上がりであるが以上の理由でこのトレンドに持続性があるものと考える。
ROE 15.92%、PBR 2.02倍、来期予想PER 10.2倍、来期予想EPS成長率8%
〔6月5日、担当:森田 青平、Analyst Impression 1→ 1〕

きちり (3082)
期末にかけての出店(および出店準備)は先行投資費用が計上されることから、12/6期業績に対してはマイナスインパクトがあるが、中期的な業績拡大期待が高まるものとして評価される。現株価水準は成長性を考え見れば割安感が強い。“タニタ食堂”の主体的展開が明らかになったことで再び投資家の注目も高まるものと考える。
ROE 24.34%、PBR 2.70倍、来期予想PER 8.4倍、来期予想EPS成長率29%
〔6月6日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→ 1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
TIWマガジン「投資の眼」   株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

このページのトップへ