今週の注目レポート (5月25日)

2012/05/25

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

スター精密 (7718)
12/2期通期業績は、自動車向けが牽引し、前期比+17%増収、同2.8倍の大幅営業増益を達成した。13/2期会社業績は欧州向け工作機械売上の大きな減少を見込み、同-6%減収、
同-29%の大幅減益を予想している。TIWでは、新興国を中心に自動車需要が依然高い水準を維持すると想定し、ドイツ向けが牽引する形で、欧州向け工作機器売上は会社予想ほど縮小せず、今期業績は会社予想を超える可能性が高いと考える。
ROE 10.24%、PBR 0.90倍、来期予想PER 7.3倍、来期予想EPS成長率13%
〔5月21日、担当:糸井 正和、Analyst Impression 2→ 2+〕

きちり (3082)
ダイニングレストラン「KICHIRI」、「いしがまやハンバーグ」を展開する “きちり”の新規カバーを開始する。現株価は12年3月末実績PBR3倍弱の水準にあるが、予想ROEや来期利益成長率を鑑みれば3割程度の割安感は存在すると考える。出店戦略が進捗するに従って、長期的には 150店舗体制(TIWでは営業利益14-15億円と試算)を視野に置いた評価に向うと考える。
ROE 24.34%、PBR 2.93倍、来期予想PER 9.1倍、来期予想EPS成長率29%
〔5月23日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression – → 1〕

扶桑化学工業 (4368)
主力製品の研磨剤原料である超高純度コロイダルシリカは、ウエハー研磨用スラリー原料としての使用量が減少傾向にあることが懸念材料だが、一方で半導体研磨用スラリー原料として伸長余地があると考える。
会社側は13/3期業績を前期比-5%の営業減益と計画しており、TIWでは概ね会社計画は妥当と判断するものの、指標面から割安感が強いと考える。
ROE 9.70%、PBR 0.61倍、来期予想PER 5.0倍、来期予想EPS成長率14%
〔5月24日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 2+→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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