今週の注目レポート (5月18日)

2012/05/18

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

東海理化 (6995)
12/3期は円高、売価低下、原材料価格上昇、アジアでの人件費増、などの減益影響を補えず大幅営業減益だった。13/3期はトヨタ(7203)大幅台数増に伴う大幅営業増益見通しから、数量増加局面で限界利益率の高い同社に優位性が出ること、フォード向けなど非トヨタ以外で伸び代が確認できた事などがポジティブ。TIWでは利益計画過達を予想しており、指標面での割安性もある事から、強気の見方を採りたい。
ROE 8.98%、PBR 0.78倍、来期予想PER 7.1倍、来期予想EPS成長率14%
〔5月15日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 1〕

いすゞ自動車 (7202)
12/3期業績は、タイ洪水でピックアップトラック出荷減はあったが、商用車出荷が国内は大震災の復興需要などから前期比+26%となり、海外向けは新興国中心に増加し同+2%の210千台と過去最高となった。
13/3期は過去最高営業益更新及び増配見通しであり、中期計画目標に対し、順調な進捗を見せていること、株価指標面での割安感がある事から、強気の見方を継続する。
ROE 17.03%、PBR 1.72倍、来期予想PER 8.1倍、来期予想EPS成長率7%
〔5月17日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→ 1〕

スズキ (7269)
12/3期はインド悪化の中で2桁営業増益、経常利益率最高を確保。
インド一本足打法でない事を裏付けた。加えて、商品力強化による国内販売堅調が評価できる。更には、インドでは人気のディーゼルエンジン(以下DE)車への対応強化、課題の二輪車及び北米の改善進展などを踏まえると増益基調継続が見込めよう。株価は割安であり、評価不足と考える。
ROE 7.64%、PBR 1.00倍、来期予想PER 11.0倍、来期予想EPS成長率11%
〔5月18日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
TIWマガジン「投資の眼」   株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

コラム&レポート Pick Up

このページのトップへ