今週の注目レポート (5月2日)

2012/05/02

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

日信工業 (7230)
12/3期は減収、2桁営業減益で着地。二輪向け増加やメカトロ製品の北米でのVSA適用拡大などがあったものの、大震災・タイ洪水を受けてのホンダ四輪販売減、円高が響いた。13/3期はホンダの四輪販売挽回に伴い、主要市場で四輪向けが上向く想定。北米を中心にホンダ四輪新型車は足元好調、後半新型「アコード」の投入もあり、TIWでは四輪向けを中心としたV字回復は可能と見る。株価指標面にも割安感があり、堅調な株価展開を見込む。
ROE 9.53%、PBR 0.99倍、来期予想PER 8.7倍、来期予想EPS成長率11%
〔5月1日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

デンソー (6902)
12/3期は自然災害の影響が残り2桁営業減益で着地。ただし、4Q(1-3月) の挽回生産の貢献により会社計画(営業利益1,350億円)は上回った。 13/3期は2桁営業増益を会社は計画。トヨタ生産回復と非トヨタビジネスの拡大、及び前期の震災影響の戻り、などが大きく増益に寄与する想定。
また、中期計画では16/3期に売上高4兆円を目指すが、既に3.8兆円まで目処はついているもよう。目先の業績好調と良好な中期計画進捗への評価から堅調な株価推移が見込めよう。
ROE 7.61%、PBR 1.05倍、来期予想PER 11.4倍、来期予想EPS成長率14%
〔5月2日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

アイシン精機 (7259)
12/3期は決算期のズレにより2桁営業減益となった。具体的には、海外主要地域の1-3月の自然災害からの挽回が13/3期に入るためである。
13/3期は1米ドル80円の為替を前提に合理化とAT,MTを中心とした数量増で281億円の営業増益を会社は予想。TIWでは、主要子会社利益予想が保守的、足元のトヨタ向けが会社想定以上、などからTIWは計画過達を予想。また、株式指標面に割高感がないことから市場平均を上回ると株価推移を予想する。
ROE 9.24%、PBR 1.08倍、来期予想PER 9.2倍、来期予想EPS成長率19%
〔5月2日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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