今週の注目レポート (4月20日)

2012/04/20

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

JVCケンウッド (6632)
12/3期は、主力のCE(カーエレクトロニクス)が概ね計画線で着地したとみる一方、タイ洪水影響が想定以上に残り、TIWでは12/3期業績は計画比若干の未達と推測する。13/3期はタイ洪水の災害影響が一服する事及び、構造改革の効果により各部門で5~10億円程度の営業利益上乗せにより、全体で40億円前後の営業増益が可能とTIWでは見ている。株価には依然割高感は見られず、中期的な上昇の余地があるとTIWでは引き続き考えている。
ROE 10.34%、PBR 0.93倍、来期予想PER 6.0倍、来期予想EPS成長率25%
〔4月17日、担当:服部 隆生、Analyst Impression 2+→ 2+〕

ディーブイエックス (3079)
新規カバレッジ開始。高ROE・好財務体質を考慮すれば、株価の割安感は顕著であり、株式流動化促進に前向きな点も評価できる。12/3期は 2度の上方修正により、大幅な増収増益と最高益を更新したと推測する。
13/3期は、過去の経緯から判断すると償還価格の引き下げが実施される年度にあたるが、虚血事業における新製品の拡販が期待出来ることから、TIWでは売上高前年同期比9%増、純利益11%増を予想しており、最高益の更新が可能と考える。
ROE 15.67%、PBR 1.34倍、来期予想PER 7.6倍、来期予想EPS成長率11%
〔4月18日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression -→ 1〕

フロイント産業 (6312)
13/2期会社予想は、前期末の受注残高から確実視できる上期に大幅増収増益を予想しているが、下期に対し慎重な予想を行っている。
会社側が説明しているような良好なビジネス環境が見込めるのであれば、業績上方修正の可能性も大きいと言えよう。決算発表後に、株価は約9%上昇したものの、TIWでは同社のROE水準と資産価値(現預金)を考慮すれば、PBR1.5倍見当の評価は十分に可能という見方に変更は無い。
ROE 8.07%、PBR 0.62倍、来期予想PER 6.0倍、来期予想EPS成長率19%
〔4月20日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→ 1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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