今週の注目レポート (4月6日)

2012/04/06

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

東京精密(7729)
新興国需要と米国の景気回復、国内のエコカー補助金制度で、自動車市場の成長は長期化する期待が持てよう。又、米国の景気回復が続けば、企業向けPC市場の拡大に繋がる可能性が考えられ、緩やかながらも半導体製造装置売上の回復が期待できるであろう。13/3期TIW予想 PER8.2倍と、類似業種他社と比べて低い水準にある。同社成長の原動力が自動車向け計測機器であることへの認知度が高まれば、株価パフォーマンスは市場平均よりも高いものとなる可能性が考えられよう。
ROE 15.50%、PBR 1.38倍、来期予想PER 8.2倍、来期予想EPS成長率5%
〔4月4日、担当:糸井 正和、Analyst Impression 2+→ 2+〕

ブリヂストン(5108)
12/12期は会社計画を上回る大幅増益見通しに変化なし。主要北米は失業率低下や走行距離の回復基調などを背景に、後半会社想定どおりに回復に向うと考える。欧州は新商品投入が期待され、後半販売は持ち直すだろう。TIWは、アジア成長地域でのプレゼンスの高さなどを踏まえれば中期的成長余地も高いと考える。12/12期TIW予想PER9.1倍など株価指標面も割安であり、押し目は拾っておきたい。
ROE 13.26%、PBR 1.37倍、来期予想PER 8.3倍、来期予想EPS成長率9%
〔4月5日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→ 1〕

クラレ(3405)
同社は4月5日に中期経営計画を発表。数値目標は15/3期計画売上高 5,500億円、営業利益850億円、設備投資は3年間で2,400億円、配当性向30%→35%以上を目指す。中計にサプライズはないが、今回の中計による設備投資実施も含め、中期的業績拡大確度は高く、向こう数年営業最高益の更新は可能だろう。業績堅調から株価の下値不安は少なく、中長期的な株価の上昇余地はあるとの見方を継続する。
ROE 8.80%、PBR 1.13倍、来期予想PER 11.9倍、来期予想EPS成長率5%
〔4月6日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 2+→ 2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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