今週の注目レポート (12月21日)

2012/12/21

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

豊田通商 (8015)
トヨタ自動車販売・生産回復に伴う自動車関連の収益向上が牽引し上期(4-9月)の営業利益は前年同期比38%増の484億円を計上したものの、下期に中国における自動車関連が悪化することを主因に、通期営業利益計画を10億円と、小幅ながら下方修正を行っている。しかし、TIWでは、上期決算発表後の円安への転換、トヨタの中国販売は最悪期から足下は改善、などを勘案し、修正後の下期及び通期会社計画超過達成を見込む。
ROE 10.28%、PBR 1.08倍、来期予想PER 8.5倍、来期予想EPS成長率13%
〔12月18日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

新田ゼラチン (4977)
同社の強みである、原料から最終製品までの一貫生産は原料確保の参入障壁が高く、アジアでの食料需要増に沿った着実な業績拡大ができる可能性は高いとの見方は不変。足元は販売動向に特段悪化はみられず、会社計画線での進捗は可能だろう。TIWでは、株価水準は依然として評価不足と考える。また、12月13日、東証2部から12月20日に東証1部への指定替えを発表しており、今後、ファイナンスの多様化、人材確保に有利に働くだろう。
ROE 14.87%、PBR 1.29倍、来期予想PER 6.3倍、来期予想EPS成長率24%
〔12月19日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕

あいホールディングス (3076)
カバレッジ開始。防犯カメラなどのマンション向けセキュリティ機器と米国でのクラフト関連製品、および耐震診断の3事業が今後の業績牽引役となる確度が高い。13/6期1Qでは注目のセキュリティ機器と情報機器が大幅増益であり、TIWでは利益水準が一段階上昇したと考えている。
耐震診断は耐震診断義務化の流れとなれば、業績に追い風となるだろう。予想ROE13.9%台、実績PBR1.3倍台の株価水準は評価不足と考える。
ROE 13.90%、PBR 1.33倍、来期予想PER 7.4倍、来期予想EPS成長率19%
〔12月20日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression - →1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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