今週の注目レポート (12月7日)

2012/12/07

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

カルソニックカンセイ (7248)
上期の北米での想定以上の費用増、後半中国での数量減見込み、また超円高継続などから、会社は通期営業利益予想を下方修正した。 TIWでは下期は北米新型車立ち上げなどにより、下期は上期比で大幅な利益改善が見込めると考える。新興国強化加速と成長市場での日産向けを中心とした需要取り込みにより、中期的な業績拡大局面に入ったとの見方に変化無く、やや強気の見方を継続する。
ROE 8.39%、PBR 0.83倍、来期予想PER 6.4倍、来期予想EPS成長率45%
〔12月3日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

小糸製作所 (7276)
上期の営業利益は、日系取引先の販売・生産回復に伴う受注数量増により、前年同期比99%増の175億円と大幅増益。ただし、国内での構成悪化、北米での生産急増に伴う生産性悪化などから会社計画未達となった。TIWでは中国での足元における日系車の販売悪化は一服しており、下期の為替前提である一米ドル78円も保守的などから、修正後の会社計画超過達成を見込む。指標面からも株価には割安感があるため、やや強気の見方を維持する。
ROE 9.09%、PBR 1.11倍、来期予想PER 8.2倍、来期予想EPS成長率40%
〔12月6日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

ナック (9788)
上期決算は純利益を除き、過去最高を更新する好決算。主力の住宅事業は通期計画において42%の進捗と好調に推移していることや、坪当たり単価が上昇していることに加え、レンタル事業やクリクラ事業などの安定事業が底堅く推移することから、堅調な業績を予想する。TIWは今期二桁の営業増益を見込むことから、13/3期TIW予想ROE16%台に対し、上期末実績PBRが1.3倍台のバリエーションに依然割安感があると考える。
ROE 16.06%、PBR 1.32倍、来期予想PER 5.2倍、来期予想EPS成長率43%
〔12月7日、担当:成川 寛、Analyst Impression 1→1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
TIWマガジン「投資の眼」   株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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