今週の注目レポート (11月22日)

2012/11/22

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

藤森工業 (7917)
医療や食品分野など、生活に密着したフィルム関連製品に加え、11年 5月から新設稼動した偏光板用プロテクトフィルムを手掛けている。
上期の通期業績に対する進捗率は、売上高で50%、営業利益で55%を達成しているが、会社側は通期計画を据え置いており、TIWでは上ぶれる公算が大きいと予想する。株価水準には依然として割安感があると考える。
ROE 12.09%、PBR 1.06倍、来期予想PER 8.4倍、来期予想EPS成長率0%
〔11月19日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕

トーカイ (9729)
業績を牽引する調剤薬局は、主に医薬分業率の低い北陸、東海、近畿、四国などに出店しており、今後の出店余地は大きい。同社は出店候補地を既に51カ所確保しているので、業容拡大の基盤は整っていると予想する。TIWでは更なる高齢化に伴い、同社の主要3業務(調剤薬局、介護用品レンタルなどの健康生活サービス、病院清掃などの環境サービス)が安定成長を遂げると考える。株価は同社のサービスと知名度が高まればより正当な評価が与えられると予想する。
ROE 10.62%、PBR 0.96倍、来期予想PER 8.0倍、来期予想EPS成長率7%
〔11月19日、担当:森田 青平、Analyst Impression 2+→2+〕

ユナイテッドアローズ (7606)
上期の業績は前年同期比12%の増収、19%の営業増益と二桁の増収増益を達成。好調な上期業績を受けて同社は9月28日に業績予想の上方修正を行っている。下期は最低気温低下によるアウターの需要が見込め、積極的な新店出店を継続する予定である事から、TIWでは通期会社予想の達成は可能と考える。また、11月20日付で株主還元策として 5百万株の自社株消却を行う方針を発表している。
ROE 27.93%、PBR 2.97倍、来期予想PER 6.4倍、来期予想EPS成長率19%
〔11月20日、担当:糸井 正和、Analyst Impression 2+→2+〕 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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