今週の注目レポート (11月9日)

2012/11/09

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

バンダイナムコホールディングス (7832)
10/3期を底に業績は急回復して来た。コンテンツ事業の収益回復が大きい。ソーシャルゲームは年間売上高400億円規模まで拡大して来た。豊富なIP(Intellectual Property、キャラクターなどの知的財産)を軸とした戦略の中で出口の1つとして安定展開して行く。欧米での人気IPは「POWER RANGERS」「BEN10」など。14/3期下期から「デジモン」「パックマン」を投入する予定。
ROE 10.50%、PBR 1.27倍、来期予想PER 11.0倍、来期予想EPS成長率7%
〔11月5日、担当:岡 敬、Analyst Impression 2+→2+〕

きちり (3082)
13/6期1Q決算を発表。売上高1,474百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益127百万円(同10.3%増)、経常利益145百万円(同10.3%増)、当期利益82百万円(同10.6%増)であった。過去1年間は新規出店が比較的少なかった為に売上高の伸びは低かったものの、既存店が堅調であったことやコスト管理が適切に働いていることから、順調に推移した。株価は成長力を鑑みれば割安な水準であり、配当開始もポジティブに受け止められるであろう。
ROE 23.45%、PBR 2.67倍、来期予想PER 6.7倍、来期予想EPS成長率40%
〔11月6日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→1〕

JCU (4975)
13/3期上期業績は好調に推移。足元は、全体として特段の落ち込みはないもよう。加えて、新事業であるめっき技術を活かしたカラーリング事業、貴金属事業などが進展している。具体的には、カラーリング事業では人気ブランド腕時計の文字盤部品に採用されており、女性向け衣服に合った色彩のファスナー着色はサンプル段階となっているようだ。中期的に業績上乗せが期待できるだろう。株価水準は依然として評価不足と考える。
ROE 14.94%、PBR 1.45倍、来期予想PER 7.8倍、来期予想EPS成長率19%
〔11月9日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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