今週の注目レポート (11月2日)

2012/11/02

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

任天堂 (7974)
3DSの普及速度はDSと変わらず、日本では順調に伸びている。スーパーマリオブラザーズ、マリオカートなどのソフトは売れておりコアユーザーは確保している。日本で11月8日から『とびだせ どうぶつの森』が発売予定。どうぶつの森はライトユーザーにも遊べるゆったりしたソフトでNDSの普及に貢献してくるだろう。Wii Uへの期待も高まっており、株価は年末に向けて堅調な推移を予想している。
ROE 1.01%、PBR 1.16倍、来期予想PER 23.0倍、来期予想EPS成長率375%
〔10月29日、担当:岡 敬、Analyst Impression 2+→2+〕

ショーワ (7274)
29日、13/3期上期決算を発表。(1)会社通期計画の売上は下方修正となったが、営業利益予想は据え置かれた、(2)年間配当予想が増額修正された、(3)油圧式からシフトが進むEPS(電動式パワーステアリング)の採算向上が確認できた、などがポジティブ。又、進行中のアジア生産体制再編が少数株主への収益流出減少を通じ、今後、課題であった最終段階の収益力を高めるとの見方に変化はなく、株価指標も割安から底堅い株価展開を見込む。
ROE 9.67%、PBR 0.78倍、来期予想PER 7.6倍、来期予想EPS成長率3%
〔10月31日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

富士重工業 (7270)
上期(4-9月)決算の大幅営業増益、通期計画上方修正、配当予想増額修正はポジティブ。新型車のヒットが販売費用抑制に繋がり収益力が向上するという流れが続いていることに加え、足下で顕著な売上構成の改善、課題である供給力不足への対応が今後進む、などを踏まえると 14/3期以降も業績堅調が見込めよう。13/3期TIW予想ROE13.66%に対し12年9月末実績PBRは1.26倍に止まり、株価指標面も割安から強気のスタンスで臨みたい。
ROE 13.66%、PBR 1.26倍、来期予想PER 8.3倍、来期予想EPS成長率3%
〔11月2日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。


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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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