今週の注目レポート (8月31日)

2012/08/31

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

第一興商 (7458)
高齢者向けのエルダーシステムの販売台数は累計7,642台(前1Q末は 6,730台)になった。健康増進・介護予防・認知症予防などに評価が高まっている。まだ、導入していない施設も多く、今後も拡大が見込まれる。
成長産業ではないが、安定的な高収益企業。株価は少し上昇して来たが、13/3期TIW予想PERなど指標面から、株価の割安感も感じられる。
ROE 11.40%、PBR 1.19倍、来期予想PER 9.4倍、来期予想EPS成長率3%
〔8月27日、担当:岡 敬、Analyst Impression 2+→2+〕

ユナイテッドアローズ (7606)
昨年末から上昇傾向を維持する同社の株価は、メディア露出度の増加に伴って高まった成長期待を反映したものと思われる。しかし、バリュエーション上は割高感を感じる水準には無い。2Qに入って売上好調を継続。
新たな不安要素もあるが、積極出店を継続する計画で、新店効果によって会社予想を超過達成する期待を持つことが出来ると考える。
ROE 28.19%、PBR 3.49倍、来期予想PER 8.7倍、来期予想EPS成長率19%
〔8月28日、担当:糸井 正和、Analyst Impression 2+→2+〕

新田ゼラチン (4977)
グローバルに拠点があり製販一貫体制は強み。参入障壁も高く、アジアでの食料需要増に沿った着実な業績拡大ができる可能性は高いだろう。
予想ROE14.8%台、12年6月末実績PBR1.1倍台には割安感があると考える。また、今期の設備投資は28億円で14/3期、15/3期にも同程度の設備投資を同社は考えているようだ。今期は北米での工場建設や設備更新が主であり、少し先の長い話であるが、これらの効果15/3期にフル発現となる予定。
ROE 14.87%、PBR 1.19倍、来期予想PER 5.6倍、来期予想EPS成長率24%
〔8月31日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕


TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。


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