今週の注目レポート (7月12日)

2019/07/16

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●フロイント産業(6312)【 2+→2+】
「20/2期1Qは大幅減収、赤字であるが、受注は比較的確り」
20/2期1Q決算は、売上高2,878百万円(前年同期比▲40.6%)、営業利益▲214百万円(前年同期は399百万円の黒字)。
機械部門の売上減(同▲59.6%)によって大幅減収、赤字となった。機械部門は、フロイント産業単体ならびに米ベクター、フロイントターボともに不振だった。しかしTIWは、株価は会社側の減益予想を既に織り込んでいると考えられることから、投資評価を「2+」(Outperform)を継続する。業績計画の達成度も重要だが、錠剤印刷機や連続生産機など新分野の受注獲得を注視したい。
予想ROE:5.4% PBR:1.1倍、来期予想PER:17.4倍、来期予想EPS成長率:19%
株価(7/12終値):817円 Fモデルによる理論株価:868円(7月12日by藤根靖昊)

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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