今週の注目レポート (8月10日)

2012/08/10

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

田辺三菱製薬 (4508)
新製品が順調な出足を見せ、多発性硬化症治療剤ジレニアのロイヤルティ収入が伸長するなど開発パイプラインが収穫期を迎えている。更に12年 6月に糖尿病治療剤テネリアが承認され今期発売。海外へ導出した別種の糖尿病治療剤TA7284もヤンセンファーマシューテカルズが米国申請、欧州申請するなど新たな領域も拡大している。株価は、ジレニアの副作用報道による下落から回復したが、新製品を材料に未だ上昇の余地はあると考える。
ROE 5.65%、PBR 0.91倍、来期予想PER 15.1倍、来期予想EPS成長率5%
〔8月6日、担当:森田 青平、Analyst Impression 2+→2+〕

いすゞ自動車 (7202)
(1)13/3期1Q(4-6月)決算は大幅営業増益となり通期営業利益過去最高へ向け順調なスタートを切った、(2)唯一、産業用エンジンが中国で建設機械向け悪化により鈍化傾向だが売上比重は低く業績への影響は軽微であり、主力のタイのピックアップトラックや国内小型トラは堅調が見込める、(3)ローコストオペレーションの定着と新興国商用車需要拡大とともに中期的成長が期待できる、などから、現在の株価水準に対し強気の見方を継続。
ROE 17.03%、PBR 1.53倍、来期予想PER 7.4倍、来期予想EPS成長率7%
〔8月6日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→1〕

JCU (4975)
同社は13/3期1Q(4-6月)の結果を受け、上期・通期計画を上方修正と増配を発表。上期売上高で+1億円、営業利益で+2.3億円、通期売上高 +4億円、営業利益+1.8億円などである。堅調な伸長は予想されていたが、ポジティブサプライズであろう。TIWでは、会社上方修正後の計画は依然として保守的であり、足元までの状況が続けば再度上方修正があると予想する。バリュエーション面からも割安感は強いと考える。株価は評価不足だろう。
ROE 14.87%、PBR 1.25倍、来期予想PER 6.6倍、来期予想EPS成長率19%
〔8月7日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 2+→1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。


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独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。

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