今週の注目レポート (7月20日)

2012/07/20

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

新田ゼラチン (4977)
ゼラチン原料調達から、コンシューマ向け最終製品の販売まで一貫して手がけている。米国、カナダ、インド、中国に生産拠点があり、海外展開を加速中である。原材料の参入障壁は大きく、アジアでの経済成長に沿って着実に業績は拡大できるだろう。予想ROE14.8%に対し、実績PBR1.2倍台には依然として割安感があると考える。
ROE 14.87%、PBR 1.29倍、来期予想PER 6.1倍、来期予想EPS成長率24%
〔7月18日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕

日産自動車 (7201)
7月9日に同社は今年前半の欧州販売実績を公表。1-6月の6カ月間では市場全体の需要が前年同期比4.5%の販売台数減となる中で、同社の販売台数は同5%増となった。
市場全体の影響もあり、足下の株価は軟調。しかし、逆境下の欧州で販売を伸ばしており、中国では市場を上回る販売が続くなど主要市場での販売堅調が評価できることに加え、株価下落で従来に比べ指標面の割安感も増しているため強気の見方を継続。
ROE 11.62%、PBR 0.93倍、来期予想PER 6.2倍、来期予想EPS成長率18%
〔7月18日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→1〕

トランザクション (7818)
12年8月期第3Q累計(9-5月)の売上高は、カスタムメイド製品、オリジナル製品ともに順調に伸びたが、利益率の高いヘルスケア&ビューティ関連製品が減少。気温が例年より低く推移したことによってクール系製品が伸び悩んだ模様。株価は依然として割安な水準にあり、ROE水準ならびに財務価値から考えればPBR2.0倍以上の評価は可能という従来の見方には変更はない。同社は8月決算のため、本決算が公表される11月には新年度の業績予想をベースとした評価に変わることから割安感が一段と強まることが予想される。
ROE 17.68%、PBR 1.49倍、来期予想PER 6.2倍、来期予想EPS成長率27%
〔7月20日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。


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