ソフトバンクG<9984>10月から急上昇し、直近も年初来高値を2回更新するなど好調に推移中…決算発表で株価どうなる?

2022/11/10

 

11/11に第2四半期決算発表を迎えるソフトバンクグループ<9984>。2020年から2021年にかけて上昇しましたが、そこをピークに下落し、今年は4,200円から6,000円の間を大きく上下しながら推移中です。

しかし、直近10月初旬以降は上昇を続け6,000円を上抜けし、11/2、11/9と年初来高値を更新し、更に高値更新を狙う動きを見せています。

そのような中、 決算発表を迎えた同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 


ソフトバンクグループ<9984>の第2四半期決算前後の株価動向は?


同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(11月上旬~12月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ソフトバンクグループ<9984>の第2四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移では、上昇傾向が12回、下落傾向が10回見られます。この数字を見る限り、この時期はやや上昇傾向もしくは、ほぼ均衡と考えられるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は、上下合わせて10回あります。その中には、約55%や約42%のとても大きな上昇があります。対して、5%以内の変動も10回あります。

なお、10%以上の変動10回のうち7回は上昇時です。5%以内の変動10回のうち7回は下落時です。

ここから、上昇時のほうが下落時と比較して10%以上の変動になる確率が高いことが読み取れます。反対に、5%以内の小幅変動は、上昇時よりも下落時のほうが確率が高いと読み取れます。

これらを考慮すると、同社の株価はこの時期に、全体的には、やや上昇傾向もしくは均衡の中、変動幅は、大きく動くときは動き、小幅に動くときは小幅に動く、やや極端な変動をする傾向があるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ソフトバンクグループ<9984>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:7,648円
下値目安:6,134円

※11/1終値6,574円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約16.3%、下落幅は約6.6%と考えられます。よって、上値は「7,648円」、下値は「6,134円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、11/9に付けた年初来高値を再度更新し、さらに一段高い価格帯まで届きます。

10月から続く短期的な上昇が継続し、過熱感が高まり大きく反落する恐れもありますが、しばらくは上方向に方向感が続くと考えられるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、25日・75日移動平均線よりも上位を維持します。これにより、そのまま大きな下落になることは少ないでしょう。

しかし、この目安を超えて続落するなどのことがあると、10月に上昇した分だけ下落し、上昇前の水準に戻ることが想定されるでしょう。

現状の動きでは、その想定になることは少ないと考えられますが、万が一、続落するときは、このような動きになることもリスク管理として持っておくと良いでしょう。

このように同社は、この時期にやや上昇傾向もしくは、ほぼ均衡状態ではありますが、今年は上昇する可能性が高いと考えられます。

あくまでも平均的な上昇率ですが、上昇時は約16.3%の上昇が目安になっているので、このまま好調を維持するかもしれません。しかし、万が一、下落が続く場合は、上昇前水準まで戻る可能性もあります。

変動幅が上下に大きい同社ですので、上昇一辺倒ではなく、下落方向に動いた場合も、想定しながら売買のタイミングを見極めていくのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/11/9時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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