壱番屋<7630>4月下旬から上昇し年初来高値を更新も、そこから横ばいに推移も一時急落し軟調に推移中…決算発表で株価どうなる?

2022/06/27

 

6/27に第1四半期決算発表を迎えた壱番屋<7630>。昨年後半から横ばいに推移してきましたが、今年4月下旬から発生した短期的な上昇トレンドで、5月中旬には年初来高値を更新しました。

しかし、そこから調整局面に入ったのか、上下を繰り返しながら横ばいに推移しています。また、直近には一時25日移動平均線を大きく割り込むなど、やや不安定な状況が続いています。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

壱番屋<7630>の第1四半期決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(6月中旬~7月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:壱番屋<7630>の第1四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が15回、下落傾向が6回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、この時期に上昇しやすい傾向があると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動は上下合わせて2回あります。ただし、2回とも上昇時で、下落時は10%以上の変動はありません。また、5%以内の変動は上下合わせて、15回あります。

これらをふまえると、同社の株価は、全体的に上昇傾向があり、変動は比較的小さいと考えられるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

壱番屋<7630>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:5,050円
下値目安:4,675円

※6/17終値4,850円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約4.1%、下落幅は約3.6%と考えられます。よって、上値は「5,050円」、下値は「4,675円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、5/16に付けた年初来高値を更新し、節目となる5,000円台に乗ります。そうなると、4月下旬からの上昇傾向が続き、そのまま高値圏を推移するでしょう。

もし、そのまま高値圏の推移を維持することができれば、更に高値更新を狙う展開が予測されます。

反対に、下値の目安に到達した場合は、現在わずかに25日移動平均線の上に株価が位置していますが、それを下抜けし、更に75日移動平均線を下抜けします。

そうなると、横這いで推移する200日移動平均線付近に到達するので、そのまま低迷すると考えられるでしょう。

なお、次に株価が動く材料になるのは、8月末の株主優待権利確定だと考えられます。それまでは変動が小さく軟調に推移すると考えておくと良いでしょう。

このように同社は、どちらの方向に動くか分岐点にいると考えられます。過去のデータを見る限り、株価変動が小さいと予測されます。しかし、その変動が上下のどちらに行くかで、全く今後の推移が変わってしまうを考えられます。

そういった意味では、直近は上昇がやや一服し調整局面に入っているとも考えられますので、方向感が出るまで、慎重に株価の動向を見るのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/6/23時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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