2022年の日経平均株価…どうなる?

2021/12/28

 

2021年の日経平均株価は、1/4に27,258円38銭で始まりました。しかし、そこから夏枯れ相場を象徴するかのように、8/20には26,954円81銭の年初来安値をつけました。

そこから、どうなるか不安な雰囲気がありましたが、菅内閣の終盤に差し掛かる9/14に年初来高値となる30,795円78銭まで上昇しました。その後は、一進一退を続け、比較的長い期間ボックス圏を推移しています。

ここから、上抜けするのか、下抜けするのか、判断がとても難しい状況のまま年末を迎えますが、来年2022年の日本株市場は、どのように推移する可能性があるのでしょうか?

そこで今回は、2022年の日経平均株価が、3ヶ月後…半年後…1年後…どこまで上がる可能性があるのかデータ分析しました。

 

日経平均株価は「3ヶ月後」どこまで上がる?


まず、3ヶ月後の動向です。年始から3ヶ月後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:日経平均株価は「3ヶ月後」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が12回、下落傾向が9回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向が見られますが、均衡と考えても良いかもしれません。

変動幅を見ると、2012年は、20%弱まで上昇しています。2020年は、約20%下落しています。その他の年に15%以上変動するときもありますが、全体的には、ほぼ10%前後の範囲で推移しています。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約6.8%、平均下落幅は約9.2%と考えられます。

よって、2022年4月上旬時点での日経平均株価は【25,930円90銭~30,495円35銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、半年後の推移を見てみましょう。

 

日経平均株価は「半年後」どこまで上がる?


次は、半年後の動向です。年始から半年後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:日経平均株価は「半年後」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が12回見られます。この数字を見る限り、やや下落傾向があるとも読み取れますが、こちらも3ヶ月後と同様に、ほぼ均衡していると考えても良いかもしれません。

変動幅を見ると、2013年は約20%まで上昇、2015年は20%弱の上昇、2016年には約15%の下落をしています。その他は10%前後の範囲を推移しています。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約8.0%、平均下落幅は約7.1%と考えられます。

よって、2022年7月上旬時点での日経平均株価は【26,527円50銭~30,817円92銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、一年後の推移を見てみましょう。

 

日経平均株価は「2022年年末」どこまで上がる?


次は、2022年年末の動向です。年始から一年後にかけて、日経平均株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:日経平均株価は「2022年年末」どこまで上がる?

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が14回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向があると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2005年は約40%まで上昇、2013年は50%の上昇、2000年2001年は約20%弱の下落、2008年には約40%の下落をしています。その他は20%前後の範囲を推移しています。

これをふまえると、年末の株式市場は、他の期間と比較して、株価が上下に大きく変動しやすい傾向が読み取れます。

なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約17.2%、平均下落幅は約20.0%と考えられます。

よって、2022年年末時点での日経平均株価は【22,850円82銭~33,444円12銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。

次に、一年間の推移を見てみましょう。

 

2022年日経平均株価の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【2022年日経平均株価・目標株価】
上値目安:33,444円12銭
下値目安:22,850円82銭

※2021/12/17終値28,545円68銭を基準に計算

分析結果:日経平均株価の推移

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

このデータ分析の結果を見る限り、3ヶ月後から半年後にかけては、2021/12/17終値28,545円68銭を基準に計算すると、上下ともに約2000~約2500円変動することが想定されるでしょう。

また、2022年の年末にかけて上下の変動は大きくなり、上下ともに約5000~約5600円変動することが想定されるでしょう。

このように、日経平均株価は、例年年末にかけて上下に大きく変動する傾向があります。それをふまえると、2022年の年末は、上値の目安は33,000円を超え、下値の目安は22,000円台と考えられます。

これらを考慮すると、2022年の日本株市場は、今年よりもさらに大きな変動がある年とも読み取れます。

しかしながら、これはあくまでも日経平均株価の動向です。個別銘柄と日経平均株価は、必ずしも同じ動きをするわけではありません。

よって、この日経平均株価の動向は、あくまでも目安として把握しつつ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2021/12/17時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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