なぜ「利益確定」のタイミングを間違えて…利益を失う個人投資家が多いのか?~2021年2月版~

2021/02/20

 

「今が利益確定のチャンスです!」という言葉を、マネー雜誌やインターネットの情報で見たことはありますか?

きっと、このように「売りどき」を教える情報を配信しているメディアはなかなか見かけないのではないでしょうか。

多くのメディアはこれから上昇が期待できる「狙い目の銘柄」の情報や、「今が買い!」と表現される「買いどき」の情報ばかりでしょう。

 

売るタイミングさえ間違えなければ…


だからなのか、私たち個人投資家は、利益確定後に株価が上昇してしまい「あ~、もっとタイミングを遅らせれば良かった…」という経験があるのではないでしょうか?

もしくは、上昇していた株価がいったん下落したあと「きっと、また上がるはずだ!」と思って保有を続けたのに、いつになっても上昇しなかったという経験があるのではないでしょうか?

このような経験をするときは、「売るタイミングさえ間違えなければ…きっと、利益を上げていたのに…」と思ってしまうのが、私たち個人投資家の心理でしょう。

しかも、日経平均株価が3万円をつけた、この2月はそのような場面に出くわす機会が多いかもしれません。

 

日経平均株価3万円は、上昇の始まりか?


下のグラフをご覧ください。これは、私が独自に開発した「株トレンド指数」という株式市場の動向を見るための指数動向です。これが今月の2/19まで状況です。

株トレンド指数

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

 

一般的に日経平均株価が上昇していると「株式市場が上昇中」のような雰囲気が広がるでしょう。特に今月は3万円を突破したこともあり、もっと上昇するという雰囲気が見受けられます。

しかし、この株トレンド指数を見ると「雰囲気ほどの上昇トレンドではない」と読み取れます。なぜなら、上昇トレンドを示す天井指数が一時的に「120」まで上がっただけで、その前後は、ほぼ横ばいだからです。

ただし、2/15にグラフの「押し目買い指数」が急上昇しているので、押し目買いのセオリー通り、上昇トレンドの中の一時的な下落で、週明けから再上昇することも考えられます。

このように、この2月の株式市場は、雰囲気として上昇トレンドがあるものの、実態は「方向感が定まらない」難しい状況でもあります。

だからこそ、私たちは日経平均株価の動向や雰囲気に惑わされることなく、できるだけ慎重に銘柄選定し、大きな利益ではなく、小さな利益を積み上げていくのが有効ではないかと読み取りました。

 

なぜ「損切り」と「利益確定」のタイミングは難しいのか?


難しいのは、このような株価動向を把握しているか、していないかの違いとも考えられます。また、これは「買いのタイミング」や「株価の予測」が難しいと感じる要因の一つでもあります。

もし、このような株価動向を把握していれば、カンの良いあなたは「今は売らないほうが良い」「今は買わないほうが良い」など戦略的な判断ができるでしょう。だから、私は株価の予測はしていません。しているのは、このような株価の動向分析のみです。

 

このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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