アスクル<2678>年初来高値更新後の下落から再上昇し、直近は高値圏で足踏み中…決算発表をきっかけに上昇する可能性は?

2020/12/16

 

12/15に第2四半期決算発表を迎えたアスクル<2678>。8月末から急上昇し、10/9には年初来高値4,715円をつけ、その後は軟調に推移していました。

しかし、11月中旬から上昇し、直近は再び4,300円前後の高値圏を維持しています。そのような中、第2四半期決算発表を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

アスクル<2678>の第2四半期決算前後の株価動向は?


同社は、現在、再び4,300円前後の高値圏を維持していますが、やや足踏み状態にも見えます。ただし、株価は25日移動平均線、75日線の上に位置しているので、ここからさらに上昇がありそうな展開でもあります。

では、決算を挟んだ1ヶ月間(12月初旬~1月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:アスクル<2678>の第2四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が12回、下落傾向が8回となっています。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられます。

変動幅を見ると、ほとんどが10%以内にとどまっています。10%をこえる変動は全体からみると、上下を合わせても少ないことが確認できます。

よって、同社の株価は上昇傾向にあるものの、小さな上昇にとどまる可能性が高いでしょう。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

アスクル<2678>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:4,631円
下値目安:4,044円

※12/2終値4,390円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約5.5%、下落幅は約7.8%と考えられます。よって、上値は「4,631円」、下値は「4,044円」が目標株価と考えられるでしょう。

もし、上値の目安に到達した場合は、年初来高値の再更新までには至りませんが、直近の足踏みを抜け出します。そうなったときは、来年のスタート時から堅調に動く可能性があるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、75日移動平均線を下抜けします。このときは、接近している25日移動平均線が75日移動平均線を下抜けする可能性もあります。

そうなると、これまでの上昇の勢いが止まり、もう1段下げた状態で軟調に推移するでしょう。

このように同社は、直近で再上昇したものの足踏みし、ここから抜け出すか再び下落するかの分岐点にいるとも考えられます。

これまでの動向をふまえると、小幅に上昇する確率が高いので、下落リスクは低いかもしれません。しかしながら、もし下落した場合は、軟調に推移する可能性があるので、慎重に売買するが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/12/15時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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