なぜ12月は「損切り」と「利益確定」のタイミングが個人投資家にとって難しいのか?

2020/12/05

 

多くの個人投資家が株式投資の中で、難しいと感じているのが「損切り」と「利益確定」のタイミングでしょう。実際、私たち独自の調査で約850名の個人投資家に「投資で最も難しいと感じること」を調査したところ、このようなものがTOP3に出てきました。

 

個人投資家が「投資で最も難しい」と感じることTOP3


第1位:損切り・利益確定のタイミング
第2位:買いのタイミング
第3位:株価動向の予測

大まかに言うと、これは「株価がどのように動くか分からない」ということが根底にあるかもしれません。特に、1位の損切りや利益確定のタイミングは、その後の利益を左右するので緊張感があり、最も難しく感じるのでしょう。

そこで、ここでは12月の株価動向を見ながら、「なぜ難しく感じるのか?」を解説します。

 

12月の株価動向は?


このグラフは、12月の月初に日本株全てを買い付け、月末に売却したときの結果を表したものです。これを見ると、その月は上昇傾向なのか、下落傾向なのかを把握することができます。

シナジスタ:12月の株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

12月は先月と同様に上昇と下落を繰り返しているのが分かります。上昇傾向は12回、下落傾向は13回、変わらずは1回です。株価がどちらに動くかは、ほぼ均衡していると考えられるでしょう。

ただし、2003年以降は下落傾向が10回、上昇傾向が4回と、下落傾向が強いことが気になります。

12月の勝率を見ると「約51%」です。先月は50%を切っていったこと考えると、ほぼ均衡しているものの、実際の売買での損益は利益が大きくなる可能性が高いでしょう。

しかしながら、大幅な利益ではないのと、傾向が均衡していることを考慮すると、慎重に売買しないと損失を受けてしまうでしょう。

よって、この12月は上昇傾向は多少あるものの「慎重に銘柄選定する」のが売買のポイントだと、私は読み取りました。

 

なぜ「損切り」と「利益確定」のタイミングは難しいのか?


難しいのは、このような株価動向を把握しているか、していないかの違いとも考えられます。また、これは「買いのタイミング」や「株価の予測」が難しいと感じる要因の一つでもあります。

もし、このような株価動向を把握していれば、カンの良いあなたは「今は売らないほうが良い」「今は買わないほうが良い」など戦略的な判断ができるでしょう。だから、私は株価の予測はしていません。しているのは、このような株価の動向分析のみです。

 

このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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