ZHD<4689>第2四半期決算発表から失速し短期的な下落トレンドに突入中…ここから年末にかけ再び上昇の可能性は?

2020/11/24

 

10/30に第2四半期決算発表をおこなったZホールディングス<4689>。これまで好調に上昇してきましたが、高値を付けてから反落しています。

現在は、再度上向いているものの、短期的な下落により、25日移動平均線が75日線を直近下抜けし、トレンドが転換した可能性があります。

このようにトレンドが転換しつつある同社ですが、ここから年末にかけて、どのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

Zホールディングス<4689>年末にかけての株価動向は?


同社は、これまで順調に上昇し10/13の年初来高値792円に到達するまでに上昇し続けきました。しかし、そこから一転し下落傾向に入り、現在は600円前後に位置しています。

では、ここから年末にかけて、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:Zホールディングス<4689>年末にかけての株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が9回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向が均衡していると考えられるでしょう。

変動幅をみると、比較的大きく変動する傾向があるようです。上昇と下落のどちらの場合も、10%以上の変動が7回あります。その他でも10%付近まで変動する機会が見られます。

よって、同社の株価は上下のどちらにも変動する可能性があるうえ、大きく変動することもあると読み取れるでしょう。

では、同社の株価は、ここから年末にかけて株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

Zホールディングス<4689>の目標株価は?


あくまでも参考データではありますが、データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:670.1円
下値目安:567.5円

※11/20終値611円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約9.6%、下落幅は約7.1%と考えられます。よって、上値は「670.1円」、下値は「567.5円」が目標株価と考えられるでしょう。

もし、上値の目安に到達した場合は、今後の動きにもよりますが再び25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜けするかもしれません。よって、このような動きがあるときは、ここが一つの基準として意識される展開が続くでしょう。

反対に下値の目安に到達した場合は、11/18につけた安値567.5円に到達します。こうなると、一時的に反発することは予測されますが、一時的な動きにとどまり、大きく反発する可能性は小さいでしょう。

このように同社は例年の傾向と現状をふまえると、トレンドが転換した可能性があります。これまで順調に上昇を続けてきたものの、年末にむけ失速する可能性があるでしょう。

よって、ここは大きく上昇することや、下落時に反発することを過度に期待せず、様子見をするのも選択肢の一つかもしれません。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/11/20時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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