オリックス<8591>第2四半期決算発表後、6月の高値水準まで回復し急上昇中…年末にかけて3月の下落前水準まで上昇の可能性は?

2020/11/18

 

11/2に第2四半期決算発表をおこなったオリックス<8591>。決算当日まで短期的に軟調に推移していましたが、その後窓を開けて上昇しました。

現在は6/9につけた高値1,611円付近まで上昇していています。このように回復の兆しを見せてきている同社ですが、ここから年末にかけて、どのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

オリックス<8591>年末にかけての株価動向は?


同社は、12/6に年初来高値1,958.5円をつけていましたが、3月には年初来安値を更新しています。6月には1,600円台を上抜けする局面もありましたが反落し、その後は1,300円から1,400円台を横這いで推移しています。

では、ここから年末にかけて(11月初旬~年末)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が10回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向が均衡していると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2005年には30%以上の上昇、2008年には50%以上の下落が確認できます。しかし、その他は10%以上のときもあるものの比較的小さな変動にとどまっています。

これらをふまえると、偶然大きく変動することも想定されますが、比較的変動が小さいと考えられるでしょう。

では、同社の株価は、ここから年末にかけて株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

オリックス<8591>の目標株価は?


あくまでも参考データではありますが、データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:1,403円
下値目安:1,120.5円

※11/2終値1,271円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約10.4%、下落幅は約11.8%と考えられます。よって、上値は「1,403円」、下値は「1,120.5円」が目標株価と考えられるでしょう。

もし上値の目安に到達しても、すでに急上昇している株価より低い水準です。よって、今は一時的な上昇で、ここから年末にかけて、この目安に向け変動する可能性があるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、年初来安値を意識する水準まで下落します。そのときは、ここを下値の抵抗線として低迷が続くと考えられるでしょう。

同社は直近に急上昇していることもあり、やや過熱感が出てきています。それもふまえると、過去にあったように偶然に大きな上昇にあたる可能性もありますが、過度な期待はせず、年末にかけて目安の株価に近づくと考えたほうがよいでしょう。

または、株価がどちらに動くかは半々なので、このタイミングでは積極的に売買せず、様子見をするのも選択肢の一つでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/11/17時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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