リクルートHD<6098>11/16第3四半期決算発表。直近に年初来高値を更新後、依然として高値圏を推移中…再び年初来高値更新の可能性は?
11/16に第2四半期決算発表を迎えたリクルートホールディングス<6098>。ようやく3月の下落以前の株価を回復し、11/10に年初来高値を更新しました。
その後、一時的な過熱感からか調整局面を迎えていますが、依然として高値圏を推移しています。そのような中、第2四半期決算発表を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
リクルートホールディングス<6098>の第2四半期決算前後の株価動向は?
同社は、年初来高値更新時には、25日移動平均線との乖離率が10%以上開いていました。今は、一時的な過熱感から調整に入り、乖離率も5%ほどに落ち着いてきました。
では、決算を挟んだ1ヶ月間(11月上旬~12月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2014年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が4回、下落傾向が2回見られます。あくまでも参考データですが、この数字を見る限り、やや上昇傾向があることが分かります。
変動幅を見ると、上下ともに8%以内にとどまっています。これもふまえると、同社は決算発表前後で、それほど株価が変動しないと考えられるでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
日本マクドナルドホールディングス<2702>の目標株価は?
あくまでも参考データではありますが、データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:4,522円
下値目安:4,161円
※11/4終値4,362円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約3.6%、下落幅は約4.6%と考えられます。よって、上値は「4,522円」、下値は「4,161円」が目標株価と考えられるでしょう。
もし、上値の目安に到達した場合は、すでに高値圏を推移しているので、もみ合いが続くと考えられるでしょう。
反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線を下抜けします。しかし、その下の75日線には到達しないので、これまでの傾向通り、大きな下落にはならない可能性が高いでしょう。
このように同社は、あくまでも参考のデータではありますが、これまでの傾向を見る限り、それほど大きな株価の変動はないと考えられるでしょう。
ただし、これまでも、もみ合い後に下落し、そこからの反発で急上昇をする場面が何度か見られました。それを考慮すると、一時的な不安による上下の変動があることを想定したほうが良いでしょう。
よって、ここはもみ合いを抜け、どう動くかを考えることなく、様子見をするのも選択肢の一つかもしれません。ぜひ、このような情報をふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020/11/13時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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