中外製薬<4519>10/22第3四半期決算発表。3月から上昇も6月をピークに株価下降し、直近は更に下落し上昇の兆し見えず…株価どこまで下がる?

2020/10/21

 

10/22に第3四半期決算発表を迎える中外製薬<4519>。3月から上昇を続け6月には6000円付近まで推移しました。しかし、そこをピークに反落しました。直近は、横ばいから下落方向に推移しています。

そのような中、第3四半期決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

中外製薬<4519>の第3四半期決算前後の株価動向は?


同社は、6/29に年初来高値5,963円を更新から下落し、現在4000円台半ばを推移しています。では、決算を挟んだ1ヶ月間(10月下旬~11月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:中外製薬<4519>の第3四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が12回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。

ただし変動幅を見ると、過去に15%以上の下落が2回見られます。それに対し、上昇時は10%前後が3回見られます。その他は、上下ともに小幅な下落にとどまっています。これを考慮すると、上昇傾向はあるものの、大幅な下落リスクがあることは把握しておいたほうが良いでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

中外製薬<4519>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:4,539円
下値目安:4,001円

※10/20終値4,353円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約4.2%、下落幅は約8.9%と考えられます。よって、上値は「4,539円」、下値は「4,001円」が目標株価と考えられるでしょう。

同社の現在の株価は、25日移動平均線と75日移動平均線を下回っています。もし、上値の目安に到達しても、まだ25日移動平均線に届きません。反対に下値の目安に到達した場合は、下落が加速し低迷が続くかもしれません。

このように同社は現在、厳しい状況です。25日、75日移動平均線ともに、右肩下がりになっています。以上をふまえると、ここで積極的に動くのはあまり得策ではないでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/10/20時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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