ファーストリテイリング<9983>10/15本決算発表。直近も年初来高値を更新し上昇トレンドに突入中…決算発表で株価さらに上がる?

2020/10/15

 

10/15に本決算発表を迎えたファーストリテイリング<9983>。2019年は一時70,000円台をつけるなど高値圏を推移していました。その後、コロナ・ショックを受け下落したものの、直近でようやく下落前の水準に回復してきました。

また、現在は上昇トレンドの中にあり好調に推移しています。そのような中、本決算を迎えた同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

ファーストリテイリング<9983>の本決算前後の株価動向は?


同社は、上昇トレンド中で直近年初来高値を更新するなど、好調に推移しています。では、決算を挟んだ1ヶ月間(10月上旬~11月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ファーストリテイリング<9983>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が11回、下落傾向が8回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向があるとも言えますが、ほぼ均衡しているとも考えられるでしょう。

変動幅を見ると、2000年代前半と2008年、2009年に大きな変動がありましたが、その他は10%程度の変動にとどまっています。これを考慮すると、10%前後の変動があると考えられるかもしれません。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ファーストリテイリング<9983>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:74,380円
下値目安:60,840円

※10/6終値66,700円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約11.5%、下落幅は約8.7%と考えられます。よって、上値は「74,380円」、下値は「60,840円」が目標株価と考えられるでしょう。

もし、上値の目安に到達した場合は、年初来高値を再び更新することになります。そのときは上昇の勢いが加速すると考えられるでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、25日移動平均線と75日移動平均線を下抜けします。そのときは、上昇トレンドが転換し、下落トレンドに突入する可能性があるでしょう。

このように同社は、現時点では好調を維持していますが、さらに上昇の勢いが加速するか、トレンドが転換するかの分岐点にいるとも読み取れます。

10%程度の変動が多いものの、過去に大きく下落したことも考慮すると、様子見するのも選択肢の一つでしょう。ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2020/10/14時点に執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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