しまむら<8227>9/28第2四半期決算発表。8月から上昇し9000円前後まで回復し…決算発表で年初来高値まで上昇の可能性は?
9/28に第2四半期決算発表を迎えるしまむら<8227>。コロナ・ショックにより5,000円台まで下落後、7,000円台まで回復したものの、しばらくの間、そのまま横這いでの推移となっていました。
8月になりようやく上昇の動きがあり、9,000円前後まで堅調に推移してきました。そのような中、第2四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
しまむら<8227>の第2四半期決算前後の株価動向は?
決算を挟んだ1ヶ月間(9月中旬~10月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が11回、下落傾向が7回、変わらずが2回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向があると考えられるでしょう。
変動幅を見てみると、やや大きいことが確認できます。上昇時は、5%以上の上昇が8回あり、下落時は、5%以上の下落が5回あります。
これらを見る限り、上昇傾向があるものの、上下ともに株価の変動が比較的大きいことは注意が必要かもしれません。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
しまむら<8227>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:9,270円
下値目安:7,910円
※9/15終値8,600円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約7.9%、下落幅は約7.9%と考えられます。よって、上値は「9,270円」、下値は「7,910円」が目標株価と考えられるでしょう。
もし、上値目安に到達した場合は、昨年末の高値圏を越え、そのまま上昇する可能性があるでしょう。
反対に、下値目安に到着した場合は、75日移動平均線付近まで下落することになります。その場合は、この75日移動平均線を抵抗線として推移する可能性があるでしょう。
以上をふまえると、同社は好調だと考えられます。ただし、過去の下落したときをみると、比較的大きな下落となる傾向があります。よって、上昇一辺倒で考えるのではなく、75日移動平均線付近まで下落するリスクもあることも考慮しながら、あなたの投資スタンスを決めてはいかがでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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