株初心者が陥りやすい…レバレッジの落とし穴

2020/09/22

 

「レバレッジはかけたほうが良いのか?…それともかけないほうが良いのか?」

こんな経験をしたことはありますか?株式投資やトレードでは、どのような銘柄を、どのようなタイミングで売買するかに注目する人は多いですが、ポジション量に注目する人は案外少ないものです。

もちろん、株式投資やトレードで根本的に利益を左右するのは、どのような銘柄を、いつ売買するかですので重要でしょう。しかし、実際には、これだけなく「ポジション量」という忘れてはならない要素があります。

 

利益をつくる要素~3つ~


それをふまえて、私は株式で利益を上げることを、このような要素に分解しています。

【利益=「銘柄」✕「売買のタイミング」✕「ポジション量」】

ただし、この「ポジション量」は利益の要素として見落としがちな分、株初心者が陥りやすい落とし穴でもあると考えています。なぜなら、初心者の方ほど、じっくり考えることなく「大きなポジション量」を抱える傾向が見受けられるからです。

大きなポジション量になれば、必然的に大きな利益につながるでしょう。しかし、その反面、負けるときは大きな損失につながるもの必然的なことでしょう。

 

大損失を抱える理由


これは当たり前のことなのですが、人間は不思議なことで「負けるときよりも、勝つとき」を考えてしまいがちです。そして、「どうせ勝つなら、もっと大きなほうが良い」と考え、ポジション量を大きく増やしてしまいがちです。

結果として、もしそれが勝った場合は良いのですが、負けるときは、その大きなポジション量の代償である「大損失」を抱えることになります。しかも、その損失は相場から退場しなければならない致命傷になることもあるでしょう。

自分の中で、いくら勝つ見込みがあったとしても、結果が負けで、その損失が退場になるほどの大きさであれば、何も残りません。このように、ポジション量は大きいほど、利益になるときは利益になりますが、その反面、損失になるときもあるのが現実です。

 

利益を上げるのに重要なのは勝つことではなく…


だから私は、いつもポジション量は、あまり大きくしないようにしています。そして、それを推奨しています。なぜなら、相場で利益を上げるには、勝つことも重要ですが「致命傷となる損失を受けないこと」や「勝つことよりも負けにくいこと」が重要になってくるからです。

私の場合は、通常のレバレッジ量は、1倍を超えることはほとんどありません。ただし、相場が大きく動くチャンスなどのときには、一時的に1倍を超えることもあります。もちろん、そのようなときは相場が動くときだけで、通常はポジション量を大きくすることはありません。

ですので、実際に私がポジション量を大きくするときは「相場のチャンス」を感覚的に見るのでなく、傾向を見て判断するようにしています。そして、そのような時期が過ぎたら、同じように傾向で判断して、ポジション量を戻します。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私は株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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