なぜ、買った瞬間、株価が下がってしまうのか?

2020/09/09

 

「なんで…あんなに調べたのに、買った瞬間下がるんだ…」

このような経験をしたことはありますか。私たちが約500名の個人投資家に「株式投資で難しいことは何ですか?」と調査を行ったところ、ベスト5に入るのが、この「買った瞬間に株価が下がる」ということでした。言い換えると「株価が思った方向に動かない」ということでしょう。

なぜ、株価は思った方向に動かないのでしょうか。今回は「なぜ、思った方向に株価が動かないのか?~そのカラクリ~」を解説しながら、その理由をお伝えしましょう。

 

買った瞬間に株価が下がると困る?


まず、このことについて、軸となる私の考えをお伝えすると、私は「買った瞬間に株価が下がることは、よくあるので気にしなくて良い」ということです。

あなたに、ここで考えて頂きたいのは「投資やトレードの保有期間」です。あなたの保有期間はどれくらいでしょうか。1日…1週間…1ヶ月…1年…その期間は様々でしょう。

では、この中で「買った瞬間に株価が下がって困る」のは、どの保有期間でしょうか。おそらく、困るのは1日というより、スキャルピングなどの極々短時間で仕掛けから手仕舞いを行うトレード法の場合のみでしょう。

 

買った瞬間に株価が下がっても、利益は…


言い換えると、他の保有期間であれば「買った瞬間の株価は関係ない」とも言えるでしょう。あくまでも重要なのは、手仕舞いを予定しているときに株価が上がっているかではないでしょうか。

だから、私は買った瞬間に株価がどう変動するかは、あまり気にしなくて良いと考えています。私自身も、買った瞬間に株価が下がることは日常茶飯事です。ただし、そのまま予定の保有期間で保有し、手仕舞いのときには上がっていることが多いものです。

例えば、私が柱の戦略として使っている逆張り戦略は、買った瞬間に株価が下がることは多々あります。しかし、そこから適正株価に戻り、結果的には利益につながることが多くあります。

 

なぜ、思った方向に株価は動かないのか?~カラクリ~


しかし、多くの個人投資家は、買う前に銘柄を丹念に調べていることもあり「この銘柄は上がり続ける」と思い込んでしまいがちです。その期待が大きい分、買った瞬間に株価が下がると、今までの苦労が水の泡になったように感じ、ネガティブな感情になってしまうのでしょう。

丹念に調べているときは、ゆくゆく利益になる「投資」を想定し、おそらく買った瞬間に利益になることは考えていないでしょう。

ですが、買い付けた瞬間、多くの個人投資家は「トレード」モードに切り替わり、「今この瞬間の利益」を求めてしまいがちです。その結果、目の前の株価の動きに翻弄し、下がったときはネガティブになるのでしょう。

これが株価が思った方向に動かない「カラクリ」だと、私は考えています。そして、このカラクリにハマらないようにするのが、株式市場を大局で見ることだと考えています。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私は株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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