リクルートHD<6098>8/26第1四半期決算発表。4月に年初来安値更新も6月に一時4000円台まで回復…調整局面を抜け出し株価上昇の可能性は?
8/26に第1四半期決算発表を迎えるリクルートHD<6098>。4/6に年初来安値2,240円をつけましたが、6月には4,000円台を一時回復するなど復調しています。
しかし、その後は調整が入りおよそ3,200円から4,000円のボックス圏で推移中です。そのような中、第1四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
リクルートHD<6098>の第1四半期決算前後の株価動向は?
同社は、3,200円から4,000円のボックス圏で推移中のものの、直近は4,000円手前まで値を戻しています。では、決算を挟んだ1ヶ月間(8月中旬~9月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2015年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が5回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。
また、変動幅をみると、5%にとどまっています。まだ5年分のデータなので参考程度の情報になりますが、株価の変動はあまり大きくないと考えられるでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
リクルートHD<6098>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:3,861円
下値目安:3,755円
※2020年8/21終値3,755円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約2.8%、下落幅は0%と考えられます。よって、上値は「3,861円」、下値は「3,755円」が目標株価と考えられるでしょう。この数字を見ても、株価がそれほど変動しないことが確認できます。
現在は25日移動平均線、75日線が接近しており、25日線が下抜けする可能性もあります。直近の上昇を考慮すると、この75日移動平均線を下値抵抗線として株価が変動するかもしれません。
あくまでも過去5年分のデータ分析ですので参考ではありますが、ぜひこのような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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