なぜ、7月は、金融関連銘柄の「損切り」と「利益確定」のタイミングは個人投資家にとって難しいのか?

2020/07/23

 

金融関連銘柄をお持ちでしょうか。あなたは、その銘柄で「今が利益確定のチャンスだ!」と思って売却したのに、そのあと株価が上昇するという経験をしたことはありますか?

反対に、買った直後に下落し「いつ損切りすれば良いのだろう」という経験をしたことはありますか?

私たち個人投資家にとって、この7月はこの「金融関連銘柄」の売買が難しいときでもあります。いったい、それはなぜでしょうか?

そこで今回は「金融関連銘柄」をふまえながら、その理由を解説します。

 

7月は金融関連業種「全体」の株価が…


このグラフは、月初に各業種の全銘柄を買い付け、月末に売却したときの結果を表したものです。もし、月初に買い付けた株式が、月末に上昇していれば、それは利益になります。反対に、下落していれば、それは損失になります。その結果が、このグラフです。

シナジスタ:金融関連業種月別株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

これを見る限り、金融関連銘柄は、年間を通して上昇傾向の月が、それほど多くないことに気がつくでしょう。もしくは、上昇傾向の月が、限定されていることに気がつくでしょう。

中でも注目したいのが「7月」です。金融業全体が大幅な下落傾向です。特に銀行は15%以上の下落、不動産は約25%の大幅下落です。

つまり、私たち個人投資家が7月に金融関連銘柄の売買を難しく感じるのは、年間で最も下落傾向が強い月であるからでしょう。

もちろん、これにはファンダメンタルの要因など様々な要因で、このような傾向があると考えられるでしょう。ただし、その本当の要因を掴むことは、よほどの専門家でない限り、非常に難しいと考えられます。

だからこそ、そのような要因を調べて株価を予測するよりも、データ分析を使って「株価の傾向を把握する」ほうが、株価の動きをつかみやすいでしょう。

 

なぜ「損切り」と「利益確定」のタイミングは難しいのか?


難しいのは、このような株価動向を把握しているか、していないかの違いとも考えられます。また、これは「買いのタイミング」や「株価の予測」が難しいと感じる要因の一つでもあります。

もし、このような株価動向を把握していれば、カンの良いあなたは「今は売らないほうが良い」「今は買わないほうが良い」など戦略的な判断ができるでしょう。だから、私は株価の予測はしていません。しているのは、このような株価の動向分析のみです。

 

このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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