富士通ゼネラル<6755>7/21第1四半期決算発表。コロナ・ショック後から順調に回復し上昇中…決算発表で年初来高値更新の可能性は?

2020/07/17

 

7/21に第1四半期決算発表を迎える富士通ゼネラル<6755>。2019年後半10月以降から急上昇を開始し、年明けの1/9には「2,618円」の年初来高値をつけました。

その後、コロナ・ショックの影響により、下落しましたが、その後は徐々に上昇し、現在は下落前の水準2,500円前後まで回復しています。

そのような中、第1四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

富士通ゼネラル<6755>の第1四半期決算前後の株価動向は?


コロナ・ショックにより、3/17に「1,505円」の年初来安値をつけましたが、その後は堅調に推移を続け、2,500円台まで回復しています。直近は、上昇の勢いがあり、25日移動平均線から大きく上に乖離しています。やや過熱感がありますが、ここから上場来高値を狙う高値圏での推移しています。

このような中、同社は第1四半期決算発表を迎えます。では、決算を挟んだ1ヶ月間(7月中旬~8月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:富士通ゼネラル<6755>の第1四半期決算前後の株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が8回、下落傾向が12回見られます。この数字を見る限り、下落傾向があると考えられるでしょう。変動幅を見ると、10%以上の変動が、上昇と下落を合わせて12回あります。これをふまえると大きく株価が動くことが予測されます。

また、特長的なのは、前半10年と、後半10年で下落傾向と上昇傾向が分かれていることでしょう。これまでの動向を見ると、どちらに株価が動いても、連続して動いた方向に株価が動く傾向があるのかもしれません。

これらのデータをふまえると、同社は決算発表によって、株価が大きく動く可能性があります。また、直近は下落が4年連続なので、この点も気がかりな部分です。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

富士通ゼネラル<6755>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:2,746円
下値目安:2,168円

※2020年7/7終値2,407円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約14%、下落幅は約9.9%と考えられます。よって、上値は「2,746円」、下値は「2,168円」が目標株価と考えられるでしょう。

なお、もし上昇の目安まで到達した場合は、年初来高値を更新します。そのときは、いったん調整局面に入ることが考えられます。反対に、下落した場合は、25日移動平均線を下抜けします。そうなると、これまでの勢いが失速する可能性があるでしょう。

以上をふまえると、同社は決算発表前後で、大きく変動しやすい傾向が見られます。また、直近の株価は好調ではありますが、下落した場合は、これまでのトレンドが変わり、横ばいや下落することを想定したほうが良いでしょう。

このように、同社は直近は好調ですが、この決算発表で上下ともに株価が大きく変動しやすい傾向があります。そういった意味では、どちらに動くかを予測することなく、両面を想定しつつ、下落リスクが大きくなることを考慮しながら、あなたの投資スタンスを決めるのが良いのではないでしょうか。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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