キャンドゥ<2698>7/14第2四半期決算発表。3月の年初来安値から順調に回復し、短期的上昇トレンド中…決算発表で株価さらに上昇する?
7/14に第2四半期決算発表を迎えるキャンドゥ<2698>。コロナ・ショックで下落するまでは、同社株価は1600円を前後して横這いでの推移し、方向性のないボックス圏内での推移でした。
そして、3/13に年初来安値「1,411円」をつけたものの、すぐに大きくリバウンドし、その勢いを受けて、現在まで上昇を続けています。
間もなく、第2四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
キャンドゥ<2698>の第2四半期決算前後の株価動向は?
コロナ・ショック後、ほぼ数日で下落前の株価を回復しており、その後、5月まで堅調に推移しました。5月中は2,000円台の手前で横這いでの推移となっていましたが、6月の中旬より再度上昇を開始。
6/22には年初来高値「2,236円」をつけています。短期的に上昇したことで、いったん調整が入りましたが、依然として2,000円台を維持しており、さらなる高値を伺える位置にあります。
このような中、同社は間もなく第2四半期決算発表を迎えます。では、決算を挟んだ1ヶ月間(7月上旬~8月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2002年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が8回、下落傾向が9回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、やや下落傾向があると考えられるでしょう。
ただし、下落幅を詳しくみると、2004年、2006年に15%をこえる大幅下落があっただけで、その他は5%以内の小幅な下落にとどまっています。
これらのデータ分析をみる限り、同社は決算発表によって、株価が大きく変動する可能性は低いと考えられるでしょう。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
キャンドゥ<2698>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:2,096円
下値目安:1,907円
※2020年7/1終値2,038円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約2.8%、下落幅は約6.4%と考えられます。よって、上値は「2,096円」、下値は「1,907円」が目標株価と考えられるでしょう。やはり、この数字を見ても、株価が大きく変動する可能性は低いと考えられます。
ただし、すでに同社は短期的な上昇傾向があり、上値目安に株価が近づいているので、この上値目安をこえることも考えられるでしょう。現在は25日移動平均線に沿うに推移しているので、これが直近の株価動向の目安になるかもしれません。
このように直近は上昇傾向にある同社ですが、データ分析では決算発表前後で株価が大きく変動する可能性は低いと出ています。ただし、すでに上値目安に近づいていることを考慮すると、過去に最も上昇した「7~8%」の上昇も一つの参考材料になるかもしれません。
ぜひ、このような情報もふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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