北海道コカ・コーラボトリング<2573>株主優待6月末権利確定。コロナ・ショックから堅調に株価上昇中…権利確定日に向け株価さらに上がる?
5/13に第1四半期決算発表を通過した北海道コカ・コーラボトリング<2573>。決算発表当日に75日移動平均線を25日移動平均線が上抜けしたことで、コロナ・ショックからのリバウンド局面に勢いがつきました。
これから「株主優待」の権利確定の6月末を迎えます。株主優待で人気の銘柄は、これを狙った買いが入ることで、株価に動きが見られます。果たして、同社はこの株主優待の権利確定前後で、株価はどのように推移するのでしょうか?
北海道コカ・コーラボトリング<2573>の優待権利確定前後の株価動向は?
北海道コカ・コーラボトリング<2573>は、5/13の決算を前に大きな陽線をつけ上昇し、しばらく様子見が続いたのち、短期的な上昇局面を迎えました。東証2部ということもあり、出来高、売買代金は低い状態ですが、堅調に推移しており、今後の展開に期待が持てます。
では、権利日前後10日間(6月下旬~7月初旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向は4回、下落傾は16回見られます。この数字を見る限り、権利確定後は、顕著に下落傾向だと考えられるでしょう。違う視点で見ると、80%の確率で下落しているとも言えます。
よって、同社は株主優待目的の短期的なトレードを目的にする場合は、売りどきを間違えると、厳しいかもしれません。また、長期保有を前提とした場合でも、一時的に下落することを想定してほうが良いでしょう。
では、同社の株価は、権利日前後10日間でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
北海道コカ・コーラボトリング<2573>の権利確定後の株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【予想変動幅(率)】-3.2%~1.8%
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約1.8%、下落幅は約3.2%と考えられます。よって、現在の株価(6/17終値4,125円)で計算した場合、権利確定後には、「4,200円~3,990円」の範囲で変動する可能性があります。
現在株価が好調の同社ですが、例年権利確定後に下落する傾向が見られます。それを考慮すると、こちらの下値の目安付近に下落することも考慮した投資スタンスを取るのが良いかもしれません。
このように、株主優待銘柄もデータ分析することで、買いどきや売りどきを戦略的に考えることができます。ぜひ、このような株価動向を掴んで、あなたの投資スタンスを判断してはいかがでしょうか。
このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。
実際に有効な「売買のタイミング」を学びませんか?【無料】でeBook(電子書籍)を受取るにはこちらをクリック
【無料】でeBook(電子書籍)『日本株再入門』を受け取るには、今すぐこちらをクリックしてください。
この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
【高橋佑輔の関連記事】