伊藤園<2593>6/15本決算発表。コロナ・ショックからリバウンド後も株価堅調に推移し年初来高値更新…決算発表でさらに上昇する可能性は?

2020/06/15

 

6/15に本決算発表を迎える伊藤園<2593>。同社株価は、大きく変動をすることなく数年来堅調に推移してきました。2月以降に同社も例外なくコロナ・ショックで下落しましたが、その後のリバウンドでは下落前の水準を上回り高値圏を推移しています。

間もなく、本決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

伊藤園<2593>の決算前後の株価動向は?


伊藤園<2593>は、2019年に短期的な調整をしていますが、長期的には上昇を続けています。5年前の2015年は、2000円であったのに対し、現在は6,000円台まで到達し、堅調に推移しています。

そして、直近は一時的な上昇による過熱感から、いったん横這いでの推移となっています。本決算を挟んだ1ヶ月間(5月下旬~6月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:伊藤園<2593>の決算前後の株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が10回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向と下落傾向の確率は均衡しています。ただし、上昇幅と下落幅で比べると、2000年の下落を除き、上昇幅のほうがやや大きいことが確認できます。

このデータ分析を見る限り、決算発表によって、株価が大きく変化することは少ないでしょう。むしろ、上昇しているときは、そのまま上昇し、下向きの時はそのまま下向きと、決算発表前後の傾向がそのまま継続することが考えられるでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

伊藤園<2593>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:6,570円
下値目安:5,640円

※2020年5/28終値6,120円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約7.4%、下落幅は約7.9%と考えられます。よって、上値は「6,570円」、下値が「5,640円」が目標株価と考えられるでしょう。

直近の年初来高値「6,540円」を考慮すると、上昇した場合は、再度年初来高値を更新する可能性もあるでしょう。反対に下落した場合には、現在下方に位置している75日移動平均線を下抜けすることとなります。これはトレンドの展開の可能性も出てきます。

これらの情報をふまえると、決算によって大きな動きは見込めないものの、上昇を続けた場合には、年初来高値更新付近を目標に推移するでしょう。また、下落の場合には、75日移動平均線を目安に判断し、トレンドの転換がないか注目すると良いでしょう。ぜひ、このような情報をふまえて、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか?

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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