オイシックス・ラ・大地<3182>5/21本決算発表。自粛要請期間に注目を浴び、3月より急上昇中…決算発表で株価どこまで上がる?
5/21に本決算発表を迎えるオイシックス・ラ・大地<3182>。昨年10月の1,564円の高値から20年2月の969円まで緩やかに下降していました。その後急転し3/5に1,354円まで上がりましたが、日経平均の下落とともに再度下落しました。
その後「951円」の年初来安値を更新後に大きく躍進し、1700円台まで上昇しました。現在は1,600円前後で落ち着いていますが、高値圏にいます。間もなく、本決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
オイシックス・ラ・大地<3182>の本決算前後の株価動向は?
オイシックス・ラ・大地<3182>は、年初来安値を更新後に大きく躍進し、1700円台まで上昇しました。現在は1,600円前後で落ち着いていますが、高値圏にいます。では、本決算を挟んだ1ヶ月間(4月下旬~5月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2013年から2019年の傾向を見ると、上昇傾向が4回、下落傾向が2回、上下なしが1回あります。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。しかしながら、上場時に急上昇したあとは、4年間落ち着いています。また、直近でも2018年は、大きく上昇しましたが、昨年は下落しています。
これらの状況をみる限り、株価の変動があるときとないときの差が比較的大きいとも考えられます。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
オイシックス・ラ・大地<3182>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。(7年分のデータですので、あくまでも目安としてご参考ください)
【目標株価】
上値目安:2,121円
下値目安:1,515円
※2020年4/28終値1,640円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約29.3%、下落幅は約7.65%と考えられます。よって、上値は「2,121円」、下値が「1,515円」が目標株価と考えられるでしょう。ただし、これは2013年の大幅上昇を含めた分析なので、上値の目安はあくまでも参考程度に考えるのが良いでしょう。
世の中の動きを考えると、期待が集まり、それが株価に反映されると考えてしまいがちですが、このような分析結果をもとに控えめに考えたほうが良いかもしれません。特にこれまで緩やかに下降していた経緯もあるので、もし決算発表が期待と違う場合、再び下落傾向に入るリスクも考慮すべきでしょう。
今回のデータ分析はデータ量が少ないので、あくまでも参考の分析結果です。しかしながら、これは決して役に立たないという意味ではなく、「まだ、この結果が傾向か分からない」と捉えることができます。これにより「まだ傾向が分からないなら、ムリに売買しない」という選択も取れるのではないでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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