ヤマトHD<9064>5/15本決算発表。コロナ・ショックで年初来安値更新もすでに下落前水準に回復。決算発表で株価もっと上がる?
5/15に本決算を迎えるヤマトホールディングス<9064>。外出自粛要請による巣ごもりの影響で、配送・配達の需要が高まっています。昨年より同社株価は、2000円台手前のボックス圏内を推移し、コロナ・ショックで急落したものの、現在は復調し急落以前の株価水準まで回復しています。
間もなく、本決算発表を迎えるヤマトホールディングス<9064>ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
ヤマトホールディングス<9064>の本決算前後の株価動向は?
同社は、2月7日に年初来高値(1,994円)を更新した後、コロナ・ショックで3月17日に、年初来安値(1,289円)をつけました。現在は復調し、1,900円台まで回復しています。
では、本決算を挟んだ1ヶ月間(4月中旬~5月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が11回、下落傾向が9回見られます。この数字を見る限り、やや上昇傾向があると考えられるでしょう。なお、過去の状況を見る限り、上昇、下落ともに、大幅な年があることを確認できます。2019年に至っては、20%近い下落です。反対に、10%以上の上昇も見られます。
つまり、同社はこの決算発表前後で、株価が大きく変動する可能性があるということでしょう。これをふまえると、同社の売買は、上下の変動幅が大きいことを前提にするのが良いかもしれません。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
ヤマトホールディングス<9064>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:2,023円
下値目安:1,746円
※2020年4/20終値1,901円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約6.4%、下落幅は約8.1%と考えられます。よって、上値は「2,023円」、下値が「1,746円」が目標株価と考えられるでしょう。ただし、ここで注意したいのは、下落幅は、この割合を大きく越える年もあるということです。
以上をふまえると、同社は決算発表で、上昇する確率よりも、下落する確率が高いと考えられるでしょう。よって、場合によっては大幅な下落を考慮しながら、投資判断をするのが良いでしょう。もちろん、ムリに売買をしないというのも判断の一つです。ぜひ、このような選択を含めて投資判断をしてみてはいかがでしょうか。
決算発表で株価の予測が当たりやすい投資家と、予測が外れやすい投資家の違いは?
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋 佑輔が執筆の【無料レポート】プレゼントはこちらをクリック。
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